チームで働き、足並みが揃わないような場合に、一方が正しくて一方が間違っているということばかりではない。それを自分の方が正しいのだと主張を続けるより、それぞれタイプがあることを認識して、それぞれのタイプに合わせる方が建設的だ。
一口にタイプといっても「利口で勤勉な人間は参謀」「利口だが怠け者はリーダー」みたいな軍隊っぽいのは古いと思っていたら、意外と使い勝手の良さそうなのがAtlassian(JIRAなどの会社)のブログで流れてきた。
コミュニケーションスタイルの違いはagony(苦痛)を引き起こす。対面でもmisinterpret(誤解)があるのだから、オンラインでは大変だ。
そこで、ざっと下記の4領域に分類するDISCという
DiSCのDはdominantだ。directorとかdriverに置き換わってることも多いが、actionを愛し、resultにフォーカスするというスタイルらしい。そしてbig pictureについて考え、implementation detailは他人に任せる。
iはinfluencerだが、これもinitiatorやsocializerに置き換わることもある。「people peopleのことである」と書かれてるが、英語で「people person」は「社交的な人」という意味合いで、これの複数形なので「社交的な人々」というぐらいの意味合いだ。彼らは対人関係でthrive(繁栄)し、エースとなる協力者を作る。
続けてsteady(もしくはrelatorやharmonizer)というcooperationを協力関係を強調し、apple cartをひっくり返すようなことはloathe(嫌い)という人々。語源はわからないが、きれいに積まれたリンゴ=計画の象徴らしい。彼らはconsistencyやstability、loyaltyに価値を置く。
最後にconscientious(良心)もしくはanalyzerやthinkerと呼ばれるタイプ。彼らはcompetency(能力)に価値を置き、経験を証明し、新しいスキルを構築する。
ざっと4分類で、原文はさらに結果重視のdominantに対して途方もない約束をさせたり、カジュアルなコミュニケーションが好きなinfluencerに対して表現を抑え込むような、avoid(避けるべきこと)として列挙していて実用的だ。
この4つを見るだけでも「自分だったらこうするのに」という考え方が、いかに脆いコミュニケーションになるかわかる気がする。