最近、取りまとめの仕事が増え、人に締切を守ってもらわないといけないことも増えたので、過去に読んだ本を元に、締切を守ってもらうためのアプローチに落とし込んでみました。
あくまで本に書いてあることを応用したらこうなるかなと想像で書いてるだけで、こうすれば締切を守ってもらえるというわけではないところだけ、ご了承くださいませ。
このスケジュールで報告いただけそうでしょうか?
初歩的なテクニックではありますが「やるしかない」と思うより「できそうかな?」と考えを巡らしてもらうほうが手を動かしてもらいやすい傾向があるようです。
締切までに提出していただけないでしょうか。マネージャへ報告する必要がありますので。
何かしらの理由が添えられると切迫した雰囲気が伝わるようです。ちなみに、その理由が納得できるものかどうかというのは、それほど重要でないというデータもあるようです。
このメールに返信するだけでいいです。転記などは、こちらでやりますので。
人間は必要な作業量が多いと先延ばしになり、作業量が少ないと、すぐにやってくれる傾向があるようです。いつも先延ばしにされる場合は依頼している作業の量を見直してもいいかもしれません。
前日までに提出していただければ、こちらで確認作業などやります。
上と似てますが、こちらは「締切前までに提出しないと損ですよ」というパターンです。人間は損をしたくない生き物であることを利用しようとしています。
この報告は企画部から予算配分の議論に使うために依頼されているもので、確定値でなくてもいいようです。
「エンジニアリング組織論への招待」という本で、2人とも手を抜いたわけじゃないのに衝突してしまうというカレーの寓話が紹介されていますが、こういったズレを解消するために目的を伝える一文がありと効果的じゃないかと思います。
いただいた情報を元に、何を重点的に取り組むか検討させていただく予定です。
上のパターンと似てますが、社内ヒアリングなどであればヒアリング結果を元にどうするかを伝えておくのも効果があるかもしれません。逆に言えば、そんな情報を聞いてどうするの(意味ないんじゃないの?答えても次のヒアリングに答えないといけないんじゃないの?)と思われないように考えてからヒアリングしないといけないと思います。
質問が3つありますのでYes/Noで記載いただけたらと思います
Yes/Noにしておくと、取りまとめが楽だということのほか、最初のほうにYesと答えられる質問を置くことで、後半の質問にスムーズに伝えられるらしいです。(これは、あまり実感ないですが)
お忙しいところ締切までに提出するのは大変かと思います。
これは他人からのメールでも見かけますが、不思議とメールを読み飛ばさず、中身を読んでみる気になりますね。
勝手ながらOKとさせていただきます。NGの場合は返信いただけたらと思います。
強引かもしれませんが、デフォルト値を決めてしまったほうがよいケースもあるようです。
別の組織での調査では1週間程度で報告が寄せられたとのことです
多用しすぎないほうがいいですが、競争心を盛り込むのも手です。「別の組織」は具体的な組織名を入れてもよいと思います。
いつものように丁寧に回答をいただけることを期待しております。
相手に期待していることを伝えるのは効果的です。ただ、さりげなく上手に伝えるのは難しいですね。
ほかにも思い出したら書き足すこととします。