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アート/ワークショップコラム

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臼井隆志のコラムをまとめています。アート、ワークショップ、ファシリテーションについて書いています。
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記事一覧

ちゃんとしなくていい路上の歩き方 ー2歳児の散歩にみるアフォーダンス

ちゃんと歩きなさい! 親であるぼくはこんなふうに子どもに言う。 ちゃんと白線の中を、ちゃ…

“推す”というファシリテーション

「人間には二種類ある。推す人と、推される人だ」 というのは、ぼくが一緒に仕事をしている人…

この経験は何に似ている? ー対話型鑑賞とリフレクションを組み合わせる

ミミクリデザインで、対話型鑑賞の手法と経験の意味を探るワークショップを開催しました。 臼…

会社の中で「アート部」を立ち上げた理由

会社の中で「アート部」を立ち上げ、アートを媒介にした学習・創発の方法や、組織開発の事例な…

「モヤモヤしていることは?」という質問の3つの価値

レクチャーやトークイベントなどで質疑応答の時間があります。このとき、即座に手が上がり質問…

場の「温度感」を感じとる「観察」の練習

盛り上がる飲み会と、しっとりする飲み会は、なにが違うのでしょうか。なにがきっかけで場の「…

「察しと思いやり」に必要な「観察」の練習方法

「日本人の信条は察しと思いやりだからよ」 というのは『ヱヴァンゲリヲン:破』での葛城ミサトのセリフです。「どうして日本人って危機意識がないのかしら!」というアスカをたしなめるように、このセリフを言いました。 他人の気持ちを察して思いやることは、友達と雑談をするときでも、子どもと関わるときでも、会社で会議をするときも、効果を発揮します。 そこにいる人の気持ちが無視されたまま事が進んでしまうと、その場は良い場になりませんよね。互いが察し合い、思いやり合うことで、友達との飲み

「足場かけ」という言葉を生んだ「認知的徒弟制」について

ワークショップをつくるミーティングでは、よく「足場かけ」という言葉を使います。でも「足場…

「つくる」の前後で「学び」が変わる

ワークショップとは「つくることで学ぶ」活動です。でも、「つくっておしまい!」の活動ではあ…

子どもと大人が「まなざし」を借り合う学校/社会をつくりたい

こんにちは、臼井隆志です。ぼくはワークショップデザインを専門に、企業向けの人材育成や組織…

作り手にとって「実験」であること

ぼくはワークショップをデザインして生計を立てています。でも、はっきり自分が「作り手」であ…

ワークショップのはじめに「日常の経験を思い出す」と、学びが深まる

ワークショップでは、目的を説明して自己紹介をする「イントロ」の活動があります。これはよく…

極地×育児 ー子連れOKのトークイベントに登壇しました

7月7日の七夕の日、トークイベントに出演してきました。極地建築家の村上祐資さん、amuディレ…

株式会社Mimicry Designに入社し、アートエデュケーターとして仕事をします。

7月になりました。前職でもらっていた育児休業の期間がおわりました。そして、今月から株式会社Mimicry Designで働くことになりました。正社員として働きつつ、複業でアートや赤ちゃんの仕事をしてきます。 ミミクリデザイン(以下:ミミクリ)ってどんな会社なの?育休中に転職ってアリなの?んで、臼井はなにするの? などいろいろ語りたいことはありますが、これからゆっくり書きます。今日はぼくとミミクリの出会いと、これからやりたいことについて。 ミミクリデザインとは?ミミクリデ