Pintarest Japanの「価値」を届けるマーケティングトレース
最近、随分昔にインストールしたPinterestを再び使い始めるようになりました。
そんなきっかけになったのが、こちらの動画。
「あさイチにPinterestを見るって、すごく気持ちいいんですよ。」
こんな画像があります、という「機能」の説明だけではなく、Pinterestを使うことでワクワク暮らせそう、という「価値」を訴求していると思います。
興味を持ったので、Pinterestをマーケティングトレースしようと思います。
ユーザー数は日本で伸びている
▼グローバル
▼国内アクティブユーザー数推移
2018年 400万人
2019年 530万人(32%)
2020年 870万人(64%)
https://www.uniad.co.jp/260204
グローバル全体と比較しても、日本国内で2020年にユーザー数の伸びがあった様子。
コロナの営業で、Z世代や男性ユーザーも増えたそうです。
Pinterestの特徴
1、他SNSとの差別化(情報ストック型・レコメンド)
InstagramやYouTubeなど新しいコンテンツが流れている「フロー型」のSNSなのに対して、Pinterestは好きなコンテンツを「ピン」して貯めていく「ストック型」のSNSだと思います。
ピンしたコンテンツに類似した写真や動画がレコメンドされるので、次々と好きなコンテンツが見つかる感覚です。SNS疲れの時流にマッチしているのかなと思います。
2、コンテンツ多様化(美容→暮らし・ウェルネス)
5年前くらいは、メイクや料理のコンテンツ、しかも海外コンテンツが多く、日本のコンテンツは企業やメディアの投稿が多かったイメージです。
今は、動物やヨガ、子供(ママパパ)向けコンテンツも増えていて、より多くのターゲットを対象にしていると思います。
また、写真だけでなく動画コンテンツも増やすために、動画コンテストやオンラインクラスも開催しているようです。
これからのPinterest
1、広告事業でのマネタイズ
22年から日本でも広告事業が開始します。
2、コンテンツ・クリエイター育成
ここからは予想になりますが、これからのPinterestはマネタイズに向けてターゲットを広げ、暮らしの中のあらゆるシーンに沿うコンテンツを増やしていくのではないかと思います。
そのために、クリエイター育成に力を入れていくようです。クリエイターがコンテンツを投稿したくなるような仕組みづくりが重要になってくるのかなと思います。
Pinterestのプロモーション
Pinterestは、2021年5月に国内では初めてブランド広告キャンペーンを打ったそうです。Pinterestのコンテンツや機能だけでなく、「Pinterestを使って前向きに日々過ごす」という価値が訴求されていて、素敵な広告キャンペーンだと感じました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?