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食日記を書いた30日間と食日記を書かない30日間 2018/4/12(木)

2月の半ばに始めたので、後者は正確には26日間なのだが、細かいことは気にしない(本当に気にしないのであればこの一文は不要である)。
書かない日々は、少しだけ生活や食に対する解像度が落ちた気がして、やっぱり書き続けた日々は尊かったと思う。

ぼんやりと何か書きたくて、好きなものなら続くだろうと「食」を中心に、私生活を書き殴った30日間。後々、ちゃんとパーソナルな部分を紹介してから書くべきだったと、少し後悔している。

というわけで、今更自己紹介。ウスイダイスケと申します。好きな食べ物は白子です。ここからは口語体。壮大な自分語りをするのに、偉そうな文語体は気恥ずかしいので。
(散々自分語りしておいて、というツッコミは受け付けません)

横須賀で生まれて7箇所ほど転居を繰り返し、中学生の頃に横浜へと場所を移し、以来2018年4月12日現在まで同市に在住。
2月の終わりに24歳になって、今年の4月から社会人3年目。Webメディアの広告営業を経て、同媒体でポジションを移し、2年目からはマーケティング/リサーチを中心に記事を書いたり他媒体や得意先開拓したり、事業部内経理や総務と、要は何でも屋です。趣味は飲酒と食事、映画や美術鑑賞、音楽やラジオ、服などなど。浅く広く、時々深くがモットーです。

そんな私が、何故このnoteを始めたのかというのは前述の通りなのですが、一応ちゃんとした理由が3つあります(後付けだけど)。

1.ただ好きなもの(食)をお題に何か書きたかったから→再三このテキスト内で書いているので省略、と思ったのですが、何故文章を書きたくなったかには理由があります。

今の会社に入る前、大学生のころですが、ライターをやっていました。もともと文章を書くのは好きだったものの、世に出る文章(ブログ等を除き、どこかのメディアに載るという意味で)を書いたことがなく「果たして外に出した時に、どういう評価を受けるのか。これは『食い物』になるのか」という点から、大学2年の11月、当時から好きだったサカイエヒタさんという方がやっていたConcentというWebメディアのインターン生となることに。アルバイトとしてお金をもらうようになり、最終的には業務委託という形で大学卒業まで、さまざまな媒体で書かせていただきました。(いまだにサカイさんには足を向けて寝られません、この場を借りて改めて御礼申し上げます。ご覧にはなられてないと思いますが)

今の会社で営業をしていたのも、ライターはメディアにおいて「川下」で、営業は運営のためにお金を引っ張ってくる「川上」。そこから編集者という「川中」のキャリアを積めば、メディアで生きていく上では食いっぱぐれないな、と考えたからです(今の部署にいるのはマーケやリサーチといったポジションで俯瞰的に物事を見たかった、というのがもっともらしい理由)。だからこそ、人の文章を編集することはなくとも、こうして個人的に書きたいものを企画して、世に出すという行為は、編集者へとキャリアを移すためのステップとして必要だと思ったから、というのが1番大きな理由かもしれません。
そのキャリアを改めて突き詰めていきたい、と思ったのには更に訳があり、とある人の影響が大きいのですが、その話はもう少し経ってから。ちなみに、その人にも私は足を向けて寝られません。

2.肌感覚として題材(食)に対して、最も適したプラットフォームがnoteだと思ったから→はてブやtumblerなど、他のプラットフォームも考えたものの(アカウントは持ってました。1〜2本書いて死んでますが)デザイン性の高いUIと、平野紗季子さんらを中心に昨今カルチャー文脈で語られることの多い本テーマ、カルチャー寄りの知識を持ったSNSで力のあるインフルエンサー型編集者(この表現が正しいかはわかりませんが、一旦そう評します)の利用が多いこのプラットフォームは、親和性が高いだろうと、noteを選びました。
実際のところは自己満足で、特に拡散されることもなく淡々と書いていたに過ぎないのですが。

書きながら思い出しましたが、上述の平野さんが出演されていたセブンルールという、本人が掲げる7つのルールに基づいて密着される、ゆるい情熱大陸やプロフェッショナルみたいな番組を観て影響された、というのも理由のひとつです。

3.他人の日常を断片的に知ることはできても、時系列かつ1ヶ月通してのぞき見ることができると面白そうだったから→各種SNSの利用頻度/利用形態は人それぞれですが、私の場合、特にTwitterにおいては個人情報を垂れ流しています。それをまとめればある程度、ウスイダイスケという人間の生活を追えるとは思うのですが、わざわざそんな奇特なことをするのは、本人くらいですよね。たまたま誕生日前後だったこともあり、色の多い日常になりましたが、改めて振り返ってみると普段自分が考えていることや、生活リズムを体系的に見ることができて、個人的にはいいアーカイブとなりました。文章を書くのが好きで、少し生活(時間)に余裕があり、こうして私生活をさらけ出すことに抵抗がない人には、ぜひやっていただきたいです。
それを私は読むことで、その人を知って、自分に当てはめ、自分を省みることができるのです。

この文章は第一に自分のためのものであり、読者が第二としている時点で、編集者としては失格だと思いますが、まずは自分が書きたいものを世に出すという行為が今の私には必要だった、ということで目を瞑っていただけますと幸いです。

今後は週1くらいでもう少し需要を加味したものを書こうと思うので(並行してこの手の文章も書こうと思いますが)、今後ともよろしくお願いいたします。

最後まで読んでいただける方がどれくらいいらっしゃるかわかりませんが、開いていただいた方には感謝を。ここまで読み進めてくださった方には最上級の感謝を、この文章を書きながら飲んだローヤルのソーダフロートとともに。

2018/4/12 (木) ウスイダイスケ

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