高校らしいドキュメント番組ってなによ!


NHK杯全国高校放送コンテスト
日頃の校内放送活動の成果を競うという名目で行われるこのコンテスト。番組を作るにあたり、コンテストできる求められるテーマがあります。

統一テーマとして「私たち高校生と放送」
⑴美しく豊かな日本語を大切にする→高尚な言語表現
⑵情報発信者としての自覚→伝えたいという想い
⑶社会との関わりに目を向ける→閉鎖的でない表現
⑷人間尊重の心→道徳的なポイント


地域と社会との結びつきという観点から、地元の話題や障がい・戦争物がたくさん見受けられます。その中で群を抜くには、その人たちだから出せた結論、メッセージを込める必要があります。


結論から話すと、要項の通りです。報告号の講評や大会の講評にヒントは多く隠されています。

しかし要項の文章も抽象的かつ広義なので、一つずつ見ていきましょう。


[高校生が作るから、高校生らしいじゃないか!]

と嘆くのは甘ちゃんです。

なぜなら、何かを表現できてないからです。高校放送コンテストですので、等身大の高校生が描き出された作品が求められます。私が主に関わっていたドキュメント部門について、全国作品を参考にお話していきます。


ドキュメントに関しては、決勝進出作品と惜しくも準決勝止まりだった作品を比べてみましょう。
決勝進出作品は全て高校生に焦点を絞っています。そこから社会問題や学校特有のドラマを描き出しています。また、高校生が感じてる想いであるとか、高校生が直面してる事態である「高校生が〜」という特徴があります。これは昨年も同様でした。

準決勝止まりだった作品は、過去の歴史や秘話を掘り下げるエピソード、比較的浅い問題に高校生なりのアイデアと発想で解決するものが多く見られました。しかし、結論を出す過程に高校生という存在の薄さを垣間見ました。それでは大人の真似事になります。自論ですが、ドキュメンタリーというものは、ニュースとは違って作り手の想いを込めて発信するものです。そこに高校生という存在が薄いと、Nコンでは「そこそこ」のレベルになるでしょう。余談ですが、Nコンに限らずテーマに対する結論の付け方が番組の決め手です。



[最後に]

表現のコンテストですので、具体的なポイントは無数にあり、実際に番組制作を行わないことには何ともいえません。確実に言えることは、現代に生きる高校生の中で情報発信者としての自覚を持ち、それを校内放送活動のメディアリテラシーの実践として位置づけることです。疑問視してること、問題視してること、伝えたいこと。これを「高校生」という題材を生かして表現することが、大切。Nコン審査員に伝えるのではありません。視聴者1人1人に伝えるのです。それを心がければ、必ずNHKホールへの道に繋がると思います。

[注意事項]
私の古いメモから見つけた文章です。自分で書いたものだったので持論か顧問のコメントだと思いますが、もし何かソースがありコピベであれば教えて下さい。

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うすまさ

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