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楽曲紹介_月明かりイルミネイト

こんにちは!うすみちゃんです。

金曜日ですね!
年末年始の休みを終えて泣きながら労働してた人達がまた3連休で踊ってますね。いいことです。
私もこの3連休はゆっくり過ごせそうで本当に嬉しいです。

ただ周りでも体調を崩したり、流行病のせいで寝ている人たちが急激に増えているイメージがあるので、手洗いうがいはしっかりしていきましょうね!

では、今日の楽曲紹介です。
正直一番最初に紹介されるべき冬の曲と言っても過言ではない曲です。
冬になるとどうしてこう失恋系バラードが湧き出すのか。

でもやっぱりこういうバラードって本当にいい曲多いんだよな


月明かりイルミネイト

作品:MEZZO" from IDOLiSH7(アイドリッシュセブン)
歌:MEZZO"(四葉環(CV:KENN),逢坂壮五(CV:阿部敦))

もう言わずと知れた名曲ですね。

冬になると2次元アイドルでも3次元アイドルでも、失恋系バラードが溢れますよね
聞き手からしたら(またかー)って思うこともあるかもしれませんが、
MEZZO"のこの『月明かりイルミネイト』は2次元アイドルの楽曲とは思えない完成度の高さで、たまたまこの曲を聞いたさえも立ち止まらせてしまう程の『聞かせる』バラードだなと感じます。

まずこの2人の声の相性がいいんですよね。
もちろん他にも声の良い声優さんは沢山いらっしゃるし、歌の上手い方もそれはもうたくさんいらっしゃいますけど、
この『月明かりイルミネイト』は、この2人が歌うからこそ『聞かせる』バラードになってるんだろうなと感じます。
2人の声が上手く合わさって、2人にしか出せない音楽になってるってすごく感動しますよね。
2人で歌うパートも、もちろんソロも、2人でハモるところも聞いててずっと胸の奥にじんわり響いてくるんですよね。

バラードって歌うのすごく難しいと思うんですけど、それをちゃんと歌いこなした上で、
感情を込めて人に聞かせる歌にするって言うのはもうすごくレベルの高いことだと思います

歌が上手いだけじゃない
声が良いだけじゃない
言葉では言い表せない何かが詰まってる

この2人がこの『月明かりイルミネイト』を歌ってくれてるのってめちゃくちゃ奇跡なんだなーと思います……ありがとうMEZZO"……


次に、音楽自体がすごくシンプルなものになってるというポイントがあります。

バラードは後ろに使う音もすごく大事だと思うんですけど、シンプルにピアノがメインになっていて(これもたいへん最高ポイントですね)、それ以外に使われてる楽器って結構少ないんじゃないかな

こういう曲の作りになっているからこそ2人の声が際立って聞こえるのではないか
もっと派手に、もっと盛大にしようと思えばできるはずなのに、あえてそれをしないという選択をしたんですね
シンプルな作りで、2人の歌声で勝負するっていうの最高の作りだと思う……

イルミネイト(illuminate)って明るく照らすとか、光を当てるっていう意味がメインであるんだけど、この曲のイルミネイトって派手に光るイメージじゃないんだよね。
それを体現しているのがメインのピアノ伴奏と二人の声っていう形で構成されている音楽だと思っていて、派手じゃないけどしっかり音楽として成立しているし、それだけで十分だなって感じさせてくれる。
『月明かりイルミネイト』って、月明かりが優しく照らしてくれる、静かに寄り添ってくれるような感じがする。ただの失恋バラードじゃないなって思うのってそういうところかもしれないなー

歌詞はやっぱりご想像の通り失恋系なんだけど、
引きずって未練タラタラ会いたくて会いたくて震えるタイプじゃないんですよこれが。
これが月明かりイルミネイトのすごいところ

好きな歌詞ありすぎるんだけど、お前への気持ち(未練)はこれだ〜!っていうのはほぼ無くて、
例えば最初の

「行きつけのカフェ ドアの向こう側 
変わらないコーヒーの香りがして 目を細めた」

とか。
歌詞でなんとなく風景が浮かんでくるじゃないですか。
何気ない風景だけど、昔誰か大切な人と来てたのかなとか、誰か大切な人と出会った場所なのかなとか、ここで大切な人のこと待ってたのかな、とか……!!
すごい、行きつけのカフェにいるだけなのにこんなにも重みが違う。
私には行きつけのカフェなんてものはありませんので、行きつけのラーメン屋になっちゃうやん。ムード全壊
行きつけのラーメン屋で大切な人のこと思い出してせつない気持ちになるのやだな…だって行きつけのラーメン屋ってラーメンおいしいじゃん……ラーメンは、おいしくたべたいじゃん……

ほかにも2番の

「忘れてくには近くにありすぎて
 無意識に手に取ったパフューム 同じ香りがした」

とか、歌詞で嗅覚に訴えてくるってすごい。
それ本当に無意識に手に取ってる???って思うけど、
無意識に思い出に残る香りのするパフュームを手に取ってるってすごいよね
よほど日常に近い物を使っていたのかしら、って想像するじゃん。

あとはサビの

「去年も巻いたマフラーなのにな
 なぜだかぬくもり足りないんだ」

とか!!!!!
去年と同じマフラー巻いてるのにぬくもりが足りないなんてそんな
そんなこと言うなよお!!!!!!!
今年は違うマフラー巻いてよぉ…(そうじゃない)
なんで温もりが足りないかなんて、そんなの、
そんなのわかってるじゃんよぉ!!!!!!!!!!
焦らすな!!!!!!!!!!!

未練タラタラ歌詞じゃねーかって思うけど
でもなんか不思議と前は向いてる気がするんですよね
過去の大切な人との思い出はあるし、まだその人のことは大好きだけど、いい思い出だったなって思い出してるかんじ
過去のことを思い出す風景見ながら、ああそういえばこんなことあったな~とか、あの時楽しかったなって振り返れるような、そういう雰囲気がある気がするんですよ
未練タラタラ引きずり歌詞みたいなワードは多いけれど、
過去の思い出に浸りながらも前を向けるような優しい寄り添い方してくれてて、安心できるような、静かに浸れるような、そんな曲だと思います。
『月明かりイルミネイト』っていうタイトルが本当にピッタリですね。

この曲を聞いてて、静かに聞き入りながら前を向けるのなぜだろうなって思う
メロディーがそうさせるのか、2人の声がそうさせるのかは
私にはわからないけど、引きずっているだけじゃなく、前を向けるように感じる音楽って、いいな~~~って思います
答えが出ないからこそ面白いし、聞き込む価値があるなって思います


はい。以上、『月明かりイルミネイト』の紹介でした。

MEZZO"の2人の背景も含めて曲を紹介するととてもじゃないけど語り切れないし、MEZZO"の2人を語る上ではアイドリッシュセブンを語らないと何も生まれないと思っているので、今回は曲紹介だけに留めておきたいと思います。

MEZZO"はアルバムも出してますし、今までの曲ががっつり入った素晴らしいアルバムになっていますので、これを機にMEZZO"の2人の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

割と真剣に語っておいてあれですが、
私の推しは六弥ナギくんなのでちょっと気分的に申し訳なくなってきました

でもやっぱりアイナナの曲めちゃめちゃ良い曲多いんだよね~~~~~
アイナナのストーリーはかなり重たいですがその分しっかり読み応えがあります。ゲームでもアニメでも好きなほうで楽しんでもらえたらと思います!

でも、楽しいかどうかは保証できん

ごめん!!

おしまい。

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