以前noteの利用に限界を感じて休んでいた者です。

その話も含めて。

今晩さきほど優勝者が決まったＲ−１グランプリ。

ピン芸人の日本一を決める大会の優勝者についてお話したいです。

まず僕のことを少し。

僕は「精神障害者」
診断名は「うつ病」

普段病気を人に見せることはありませんし、健康になれない言い訳にすら思えています。

しかし現在は感情の起伏が激しく薬なしでコントロール出来ないのは事実です。

単純に力がないのと生活力とか社会性とか経験や考え方のクセを知るとか、トレーニングのやり直し中です。


話を戻します。
あ、ちなみにハゲです。笑
かなり若くしてハゲて色々やったりあったりなぁ…なんて話なら自分もハゲトークもハゲネタもありそうな。

↑これもちょいと関係してるので追記。


今回のＲ−１グランプリの優勝者は「濱田祐太郎」
お笑い好きでしたが全く知らない芸人さんでした。

2位がおぐ（ハゲネタ）
3位がゆりやんレトリィバァ（あるある。ダンスネタ）

1位の濱田祐太郎さんは純粋なしゃべくり漫談です。トークだけです。これメッチャ難易度高いです。

身体を張ったり小道具に頼ったりは一切ありません。

と言うよりは、芸が限られるはずです。

濱田さんは身体に障害があるからです。

生まれつき眼が見えません。
（先天的な病です。詳しくは割愛）

盲目のファイナリストが選ばれた時は不思議な気持ちになりました。

彼は紛れもなく純粋な本物のお笑い芸人でした。

2位に甘んじた、おぐのハゲをネタにするのと同じ発想なんです。

彼が盲目の世界で感じてきた「笑い」と同列。

少なくとも本人はそう思ってるはず。

ハンディがある中で頑張る姿で勇気を与えたいとか、

絶対にそういった「本来の笑いの票」と異なる票は欲しくない。

そんな芸にプライドを持ったプロ根性が何度も垣間見えて筋の通った人だな、格好良いなと思いました。

話も流暢で面白かったんです。

今までタブーに思える障害を当事者として「身体ネタ」
デブなネタ、ハゲのネタ等と同じように。
それをトークのみで笑いに変えるのはやっぱりすごいと思います。

僕はお笑いが好きでｍ−１とかキングオブコントとか他etc…

賞レースの優勝者が喜ぶ瞬間を見てきました。
努力が結実して泣く人。
根っからのお笑い気質でその瞬間も笑いに変える人。色々見てきました。

彼は後者の人？に見えました。
ネタ中に噛んだらしく（芸人としてはいただけないポイントです）

噛んだのに優勝でいいんですか？
と喜びの中にツッコミを入れて色々思うところがあるように見受けられました。


僕は本人には失礼だけど、やっぱりすごいなって思っちゃう。
勇気をもらっちゃったし。
特別に思い入れを持ってしまった。感動してしまった…失礼なんだけどね。

純粋な笑いだけを認めてほしい人から見れば嫌でしょうね。

でもひととなりも見てたら多少なりとも分かるじゃありませんか。

これまでネタの入り、ツカミの所でザワっとした空気になる機会が多かったのでしょう、すぐに笑える空気に変えていた。

笑いに変えられるのは勿論、
やっぱり障害云々じゃなくて単純に彼が才能ある面白い人だからだと思う。


審査員も決勝の舞台で共に闘ったファイナリストも彼の優勝にはどこかあたたかい空気が流れていて、
独特だったし意義のある大会になったのでは？

ハゲネタとか身体の短所を笑いに変えるネタは見てきました。

何でもそうだけど自虐ネタの中でも例えばハゲイジリ系のネタをした場合。

本人だけのつもりがネタを見てる他のハゲてる人に共感。
今回は自分が該当しました。笑
自分以外をバカにしてしまう場合がある。

でもどうだろう？

目の不自由な人たちにとって。
濱田祐太郎の盲目を経験した人にしか分からないネタを聞いて。
「面白い。身近に笑えるネタ。」嫌な気持ちはしない気がした。

新しい笑いをくれている気がした。

笑いには、ルールは無いけど好みはあるし道徳だって存在する。


苦しいハンディキャップになり得るものを最大限に活かして、

笑ってもらって評価してもらえるのはとても喜ばしい事だろう、と僕は思う。



身体と精神では同じ障害でも全く違う分野。

僕の精神障害で笑いを取るってできるのかな？

このnoteをはじめた時から特に隠さずオーブンにしていたし、
この経験は大変な時もあるけど「面白い」と思って自分はまだ生きられてる。

今は笑いの熱が冷めず「うつ病」をハゲネタみたいに。
濱田祐太郎みたいに純度の高い笑いに変えてみたい。。

肩慣らしにハゲ話からかな。笑

10代で薄くなり以降ずっとバリカンで頭をまるめている
↓
私にとって髪が伸びる=ハゲてきてる
↓
だからハゲて来たらまたバリカンで頭の髪を全て刈る
↓
一番髪がない状態
↓
一番感覚的にはハゲてない
↓

あら不思議。

こんな話で終らせるの嫌だわ。



濱田祐太郎さん、優勝おめでとう！
note、少しづつ楽しく利用したい！
好きなこと描きたいし、
こういう投稿も沢山したい…！

とりあえず書きました、お見苦しい点あったかもしれませんが読んでくださりありがとうございました🙇