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天職ではなく、適職を見つけよう

キャリアプランナーのぐっちです。

天職を見つけたい!という方多いですね。日々の無料キャリア相談でもよく耳にします。ですが、そもそも天職は存在するのでしょうか。追いかけるべきなのでしょうか。

天職と適職の違い

私は、天職というものはごく僅かの人にしか存在しないと理解しています。天から与えられた職になるので、いわゆるギフトと呼ばれるものに近いものです。つまり、ほとんどの人にとってそんなものは無いと理解した方がよいと考えています。

私が考える適職は「大活躍ができるか」「圧倒的な成果が残せるか」「日々ワクワクしているか」ではなく、「長く苦なく続けられるかどうか」だと考えます。ここで、好きか嫌いか・やりたいかやりたくないか、はまた別の問題です。もちろん、好きで・やりたくて・続けられる状態が最高ではありますが、そんな簡単に見つかるものではありません。

適職と好き嫌いは違う

適職を続けていると、少なくとも「嫌いでは無い」「やりたくなくはない」という領域に到達します。その仕事を続けることに、”好き”や”やりたい”は必ずしも必要ではありません。"好き"や"やりたい"は、手に入れた瞬間に日常になります。要は「手に入れる」よりも「継続する」の方が大事だということです。

さて、「適職=続けられる」なわけですが、ではあなたが仕事を続けられるとはどういう状況でしょうか。スラスラと言えますか?仕事内容、人間関係、給与、求人、フレックス、リモートワーク、組織風土…いろいろありますよね。

適職を見つけるステップ

①続けられる条件・状況を把握する

ご自身の過去を振り返って、これまで続けてこられたもの、その理由を整理してみてください。続けるというのは人それぞれかつ感覚です。続くという期間が10年という人もいれば3年という人もいるでしょう。あくまであなたの感覚で構いません。

②続けられる仕事・環境を特定する

では、仕事を続けられるかはどうでしょう。何の仕事を(職種)、誰と一緒に(人間関係)、どこで(企業や条件)やるのかを①と細かくマッチングしていくと良いです。そうやって考えると、これまで経験した仕事以外にも続けられそうな仕事や環境はある気がしませんか?

絶対に押さえて欲しいポイント

「②続けられる仕事・環境を特定する」からやってはダメです。しかし多くの方がそれをやってしまいます。自分の外に答えを見出そうとしてしまうのです。理由は、楽しいし・楽だから。自分自身に向き合うのは面倒であったり・苦しいものですが、答えは転職や転職先の企業にはなくあなたの中にあります。

ですが「①続けられる条件・状況を把握する」を自分ひとりでやるのもまた難しいです。自分一人でやってうまくいったことありますか?また、うまくいくイメージがありますか?私は自己分析こそ"誰かと一緒にやる"が非常に大事だと考えています。

現状を努力して変えたい方へ

少しでも共感いただいた方、現状を変えたいという方は、とにかく今すぐ行動することです。もし行動できなければ「そこまで困っていない」「本気で解決しようとは思わない」「やり方がわからない」のいずれかです。

ミートキャリアは、転職やキャリア形成を頑張りたい!という方に対して有料で"一緒に頑張る環境"をご用意しています。ご興味あれば、ぜひ無料キャリアカウンセリングにお越しください(私に当たる可能性もあります)


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