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独身28歳男性「老い」について

突然だが、最近豆腐にハマっている。


パックから出してそのまま食べられるし、内容量に対して、価格も安いし費用効果抜群だと思う。


醤油はもちろん麺つゆやポン酢、変り種では言えば市販のラーメンのスープに入れて食べても大抵は65点くらいの味になる。

突然、豆腐の話を始めたが、アラサークッキング教室を始めるつもりはないので安心して欲しい。


本題に戻るが、思えば最近あまり冒険しなくなったなと思う。それこそ社会人になりたての頃は毎月のように旅行に行ったり、ライブに行ったりしていた。


給料日には翌月の土日のカレンダーがミッチリ埋まるくらい予定を詰めていた。どれぐらい詰めていたかというと、スーパーの定額掴み取りで死に物狂いで袋にパン詰め込むやつくらいだ。

イメージです。

新しい土地、新しい体験をする事が当時の僕には新鮮だった。熊本という地に生を受け、イオンモールが休日のデカめの遊び場だった私には秋葉原の電気街や道頓堀の飲食店街は衝撃的だった。

車を使わなくても店に行ける、電車が10分おきには到着する、現金以外の決済方法が普及してる、若い男女がRPGのモブ敵ぐらい沸いてくる。まるで遊園地に来たみたいだぜ〜☝(野原ひろし)という感じにカルチャーショックを受けたのを覚えている。


そして仕事では「大人」として色んな事を覚える事になった。広告関係の仕事をしていたので取引先の社長や決裁権を持つ偉い人、俗にいう社会的に「アガった人」と接点を持つことが多かったので今までハンバーグを箸で食ってた人間がテーブルマナーを覚え、やりたくも無かったゴルフで90後半くらいでコースを回れるようになったりもした。


振り返ってみれば20代前半は相当濃い経験をしてきたと思っている。毎日4時間くらいしか寝ていなかったり、繁忙期には家に帰る時間すら勿体なかったので会社近くの温浴施設で風呂に入って晴れていたら公園のベンチの上で寝袋引いて寝たり、雨の日は地下駐車場や市街地の地下通路で気絶してた。
※地下駐車場は冬場暖かいのでめちゃくちゃオススメです。


そんな生活を送ってたが、ある日突然、本当に突然「糸が切れて」しまった。好きだった旅行もめんどくさくなり、仕事は無難なものを選ぶようになり、なんだかんだ続けていたが最終的には興味が無くなり転職した。


今思うと「色んな物に飽きた」コレが原因だと思う。私はラーメン(特に家系)が好きだが、あんなに味濃いの2日も連続で食うと流石に飽きる。それと同じだ(多分)

最近はアニメ見るの30分が限界になっている。
昔はDARKER THAN BLACK 4クールを平気で見てたのに30分超えると全く集中力が持たない。なんなら最近は睡眠導入剤として3分くらい見てる。

先週から見始めた鬼滅の刃は無惨様が部下をかれこれ1週間くらい詰めてる。むしろ詰めてるパートが15分くらいあんのコレ❓ってビックリしてる。


若干、話が脱線したが、色々経験した来たが故に色んな事に対して「慣れ」が出てきてしまっている現状なのだ。それが良い事なのか悪い事なのかは分からないが、結果として色んな事に対して興味が薄れていっている「老い=物事への好奇心の低下」に繋がってるのではないかと思っている。


本来、ギャンブル以外は安定志向な私なので海外移住とか起業とかは身の丈に合わなさ過ぎて無理なのでこれからも絹豆腐みたいな生活基盤の上で踊り続けるのだろう。

なんかこの記事を書いていたら冒険してみるかと思って豆腐にカレーをかけてみたが普通にマズかった。豆腐には醤油が1番だ。


最近は65点くらいの豆腐みたいな人生も悪くないなと思っているので、週末の競馬を調味料にボチボチやっていこうと思う。


【追記】

競馬は良い。世界の誰かが時間こそ人類がみな平等に与えられたものだと言っていた気がするが私からすれば「否」である。競馬の予想印こそ人類が同じステージで戦えるものだと思ってる(暴論)なんなら米国のバイデン大統領と馬券勝負したいまである。リバティアイランド(単勝1.4倍)とか本命にしそうだなあのじいちゃん。


ここまでビール缶片手にスマホでポチポチ書いた駄文にお付き合い頂いた読者の皆様、本当にありがとうございました。

安田記念
本命◎ソウルラッシュ
対抗○ドルチェモア

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