見出し画像

星たちの面影へ 【詩】

ぼくの生まれる前
夕日はそれは眩しかったけれど
嵐はそれは激しかった

だからもう戻るつもりはない

ここは安全地帯だ
跪いている限り
押し合いへし合いを忍ぶ限り

ときどき星たちの面影を宿す
君たちを見かけると
背中の羽根の痕跡が疼く

これでよかったのか?

答えはぼくがみつけるさ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?