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笹倉慎介の歌声紀行〜グラミー賞が獲れるまで〜

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本当に素晴らしい歌声とは? シンガーソングライターの笹倉慎介が自らの歌声を使って、その秘密を探す歌の旅。
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2019年3月の記事一覧

2019.3.25 オシロスコープ入手

掴んでも忘れるし、掴んでいてもそれが正解なのか、わからない。。 ということで、 より正確…

2019.3.27 天才たちの棲むところ

こんな風に自分のことを書かずに「歌だけを歌っていれば良いではないか!」という思いは確かに…

2019.3.22 「h」の正体

「吐く」から「h」に変わって、しばらくは自然にできた。でも「h」を思えば思うほど「h」が遠…

2019.3.20 小澤征爾さんの言葉

二日に一度くらい、すごい落ち込む。 何かを掴んだと思っても、それが一体なんだったのだろう…

2019.3.16 「(h)の効能」

これまでのメモのなかにも、しきりに「吐く」「吐く」と書きなぐられていることについて、闇雲…

2019.3.14~15 周波数に心をひらく

ヘルツを計測できるチューナーを用意して、220HzのAを発声したら、440HzのAが表示された…

2019 3.11~12の考察

「ここに抜けたら良い!」っていうポイントはわかっている。 わかっているけれど、掴み続けているのが難しい。 どこをどうしたらいいのか、しらみつぶしに体の中を巡り続ける。 肩の位置が一つポイントだったけれど、なぜ肩が上がるのか? 左右の肩甲骨の奥の筋肉にストレッチを感じている時が一番よくて、気がつくと、下腹部のインナーも自然とついてきて無意識に使えている。 あと、腰がもともと悪いのだけれど、腰を伸ばすより、背筋で支えていると、驚くほど腰に負担がない。 何より、それが瞑想し

3.10の考察

良い時が一番危ない。 昨日まで、なんかすごく良い感じだった。 ただ体に力が入りすぎていた…

軟口蓋の裏を突き抜けるための息の圧力~その2~

2020年9月24日追記 息の圧力、声門下圧はもちろんだが、喉頭蓋という障害物について考察してい…

2019.3.9 軟口蓋の裏を突き抜けるための息の圧力〜その1〜

倍音に着目はしているけれど、その前に声帯を駆け抜ける空気の通り方が重要だ。 声を出すとき…

日本語が劣っているわけでは無い

いつだったか、カレンカーペンターの日本語のsingを聞いた時、「あれ?日本語ってこんなに良か…

2019.3.8 の考察

まとめると、肺を掴んで一筆書き。 軟口蓋の裏にスッと抜ける響の確保のためには、どうしても…

2019 3.5~7の考察

まとめ ニールヤングを聞き返している。やっぱり、ほんと素晴らしい! 何より声が音楽的でメロ…

2019.3.7 メロディーが見える声

これまで、歌のメロディーが「よく見える時」と「見えにくい時」があって、その原因を単に音程のせいだと思っていたが、倍音を意識するようになって、メロディーの見えやすい周波数帯域ってあるのだろうか?と気になっって調べた。 ラウドネス曲線という人間の耳の感度を表すものを見るとどうやら、1kHzから4kHzあらりを聞き取りやすいいらしく、僕の声は大雑把に100Hzから400Hzくらいの音域を使っているので、ずいぶん下だ。 僕が歌っている周波数帯を聞き取りやすい物にするには、倍音を強