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笹倉慎介の歌声紀行〜グラミー賞が獲れるまで〜

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本当に素晴らしい歌声とは? シンガーソングライターの笹倉慎介が自らの歌声を使って、その秘密を探す歌の旅。
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2019年6月の記事一覧

2019.6.27 解剖と融合

心が音に乗るポイントは、胸で、喉とみぞおちの間、鎖骨と鎖骨の間の少し下あたりだろう。 個…

2019.6.23 心と体のつながりの続き

今日もこれからレコーディングエンジニアだ。 そして今朝も同じ喫茶店。 歌っていると、なん…

2019.6.22 心と体のつながり

これは、自分にしかわからないことだけれど、明らかに気持ちの入る響っていうのがある。 僕の…

2019.6.19 二つのRocking Chair Girl

ピッチが高い部分は、話すように歌うことが難しかったりする。 囁きっぽくなってしまう声を、…

2019.6.17 2章の始まり「話すように歌う」

一章の最後に、自分の歌いたい歌声についての足がかりをつかむことができた。 それは「話すよ…

2019.6.12~15 第1章の終わり「この体が持っている自然な響きで、言葉が求める声で、…

これまでの全てを忘れて、自然に歌った。 何も求めず、技術的なことも忘れて、自分の声を、た…

2019.6.11 自然な「自分の声」

何度も歌い、聞く、自分の声。 自分の声で一番好きなのは、自然な無理の無い声だということに気がつく。 小さなギターに大音量は似合わない。 小さなスピーカーで大きな音を出しても気持ちよくない。 僕の体には、僕の自然な鳴りがある。 その自然な鳴りは、録音してみないとわからない。 このくらいかな? いや、ちがう。 こうかな? だんだん、その塩梅を知る。 僕は、僕の納得のいく声を探すのではなくて、 僕の声が一番持ち味を発揮する声の出し方を探せばいいのだと、そう思う。

2019.6.10 バカバカしいと思いながらも進む

ここでやっていることが、時々ばかばかしく思う時がある。 昨日のライブも、聞き返すと、ダメ…

2019.6.9 純正律つづき

コードごとにルートが変わるから、 例えば前の小節で、3度だった音が次のコードでは4度だっ…

2019.6.8 純正律の3度と6度、7度、

純正律はルートの音に対して平均律と比べると、 2度は+4セント 3度は−14セント 4度は…

2019.6.8 この時代だからこその歌い手

僕は、あと10年テクノロジーの進歩が遅かったら、間違いなくCDデビューをしていなかった部類…

2019.5.31~6.6 抜けの良さはやはり、響きにある

声をしっかり出すと、どうしても気に入らない。 やさしく出すと、ピッチは安定するし雰囲気が…

2019.6.6 声を考える

例えばピアノという楽器は300年以上の歴史を持っている。 声という楽器ならば、それぞれの…