マガジンのカバー画像

笹倉慎介の歌声紀行〜グラミー賞が獲れるまで〜

153
本当に素晴らしい歌声とは? シンガーソングライターの笹倉慎介が自らの歌声を使って、その秘密を探す歌の旅。
運営しているクリエイター

2019年7月の記事一覧

2019.7.31 筋肉を「使う」という感覚

最近、立ち姿が変わった気がする。 無意識で肩が下がらなくなった? そういえば、みぞおちを…

2019.7.30 心 技(理) 体

心技体という言葉の技には、理が隠れている。 理があれば、技を理解でる。 心と体をむ結…

2019.7.29 赤ちゃんのお腹

生後7ヶ月の赤ちゃんのお腹に手を添えてみた。 結果を先に言うと、声を上げるときの腹部のメ…

2019.7.23 みぞおちを出す意味

鼻腔群に音がダイレクトに届くための声門下圧を作り出すために一番良い方法を物理的に解明する…

2019.7.21 どなたか赤ちゃんのお腹を見せてくださいませんか?

蛇腹式呼吸でみぞおちを使って発声をしていると、どこか懐かしい心地がするのだが、倍音と煩悩…

2019.7.21 倍音と煩悩

倍音を調べるほどに納得のいくことが多い。 基音に対して、調和する倍音もあれば、不協和音の…

2019.7.18~20 上半身を支えるもの

車のシートに寄りかかるとき→上半身に負荷がなく、みぞおちと下腹部をコントロールしやすい。わりと自然に使える。 しかし椅子に座たり、立つときに、なかなかうまくいかない。胴回りの自然なリラックスが保たれない。もう一度、なぜ車のシートにもたれている状態がいいのかを考える 背中をシートが支えている → 支え? → 支えを考える 上半身が支えられている感を座っていても立っていても感じられるといいのでは? 座りの場合 座った状態で骨盤と椅子との接点に上半身の重みを感じて支えてみる

2019.7.18 最適で純粋な声

車のシートに寄りかかるときの背中の丸まりと 吸うときはみぞおちは平坦に下腹部がつっぱるく…

2019.7.17 アコーディオンメソードと蛇腹式呼吸法

アコーディオンの蛇腹機構と、鼻腔副鼻腔共鳴、声門下圧、この3点が釣り合うと、今の所過去最…

2019.7.17 さざ波無くして大波は無し

選挙シーズンです。感動するスピーチ、決まり文句のスピーチ、様々な演説が日本中で繰り広げら…

2019.7.16 気品の具わるもの

絵画やイラスト、なんでもないスケッチに心を奪われるとき、その奥には気品がある。 その正体…

2019.7.15 4年前に無かったもの

100人中1人でもいいから、その人の人生の次の一歩の礎になれれば、僕は満足だ。具体的に言…

2019.7.14 アコーディオン歌唱法

明日はライブだというのに、マイクの前で悩んでいた。みぞおちあたりでの支えは音が抜けるけど…

2019.7.13 誰にでもできることこそ

もう一度おさらいすると、僕は歌が下手だった。 そこそこ歌えるようにはなっているけれど、未だにこんなことをしているので、悪あがきだと思う人もいると思う。僕が一番そう思っているので、誰かもきっとそう思っているだろう。 10代の僕が思っていた歌手になる条件というのは、とにかく人より声量があって高い声が出る。なんだか分からないけれど、とにかくすごい人のことだ。 歌は体が楽器だから先天性にかなり左右されるものだと思うし、だからこそスペシャルなのだ。 高い声も出ない、カラオケでも声