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窓越しの世界2019.8.23~29

みなさん、おはようございます。

今週も金曜日。窓金の日がやってきました!
なんとなくアルコール断ちが続いています。
一週間以上もお酒を飲まないというのは記憶の限り10年以上無いかもしれません。

飲まなくなって3日目くらいの朝から、目覚めの感覚が懐かしいものに変わり、
風の匂いや空気が肌に触れる感覚が心無しか変わりました。

ラジオ体操や自由プールのスタンプ、三日坊主の絵日記、空白のままのドリル。
アルコールの抜けた体が何かを思い出しています。

素面のまま迎える深夜帯にファミリーレストランへ行くと、上京したばかりの夜を思い出します。
一丁前にタバコをふかし建築設計の課題をしながら、コーヒーではなくカルピスソーダを飲んでいた気がする。

毎晩ビールに手が伸びてしまいそうですが、炭酸水をゴクリとやればその衝動は消えます。
少しずつ細胞が蘇るような不思議な感覚に、もうすこし浸っていたい気分です。

そういえばタバコを絶った時も同じような感じだったかもしれません。
完全禁煙をしたのはちょうど1stアルバムを出したすぐ後くらいでしょうか。
お酒もタバコもやらないというのはもう成人してからは経験がないということに驚いています。

嗜好品というのはやりすぎると良くないのは重重承知なのですが、ついやりすぎてしまいます。
お酒を飲むたびに思うことですが、これがよく法律で禁止にならないものだと。。
飲酒によって起こる様々な悪行を撲滅するにはそれが一番だと思うのですが、、。

実際にそうしないのは統治と関係するんでしょうね。。
宗教なんかと同じで、国を治めるためのツール、民衆の心の捌け口でもあるそれを無くすことの方が、
統治する者にとってはよっぽど都合が悪いことなのでしょう。
フランス革命はカフェから始まったと言われますが、酒場からは始まりそうにありませんね。
酔っ払ってどうでもよくなりますから。


タバコをやめたきっかけは、歌でしたが、
今回のきっかけは、一冊の本でした。
淀んだ頭では進めない好奇心を行くと気がつくんです。
学ぶことよりも感覚を頼りにやってきたけれど、その感覚さえも生きて積もった垢で鈍くなっていたことに。


今朝は冷たい風と雨の音で目が覚めました。
夏がもうすぐ終わりますね。

お酒、今の所、やめるつもりではありません。
皆さんも、ほどほどに。

笹倉慎介

8/23【生きること】
好奇心のある学びに出会えた人は幸せだろう。

それはなんというか、生きることを意味するのかもしれない。

8/24【空の向こうに】
8/25【完成品の理由】
8/26【夏休みの感覚】
8/27【夢の中の僕】
8/28【負けを愛せるほど】
8/29【西新宿の寂しさ】

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