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2019.8.8 抜ける音の正体

抜ける音って、なんだろう?

一つは、、やはりルートに対してのメロディーのピッチが純正律で当たるってことじゃないだろうか。
実際、その響きの方がしっくりくる。

今日の検証は、例えばGコードの時、Gの構成音に無いAが当たる曲。
感覚的に良いイメージがあるのに、いつも音を見失うというか、気持ちが悪い響きになってしまうことが多いし、音をどこに当てて良いかわからない感じで、、、いい感じの時もあるが、なんでいい感じなのかがはっきりわからない、、、とにかく当たり外れがあった。

調べると、Gに対しての純正は+3.9セントで少しシャープする。
そのイメージで当ててみる。

解消している。。。。

ああ、、すごい。。

伴奏に対して抜けて聞こえるというのは、そういうことだと思う。

ちなみにCに対して、Bフラットは+17.9セント。
やって見ると確かに全然抜け方が違う。。

また、Cに対してEなどは−17セントとフラットした方が心地よい当たり方もある。
曲の調子によって、フラットの純正律が当たりやすいものもありそうだ。

とにかく、ルートのベース音との心地よい純正の2和音が鍵となっている感じ。
(これって、弦楽器やギター奏者も、すごい人はみんなやっていそう。)

すごいなあ〜。。
ふかいな〜。。

歌が本当に楽しくなる。
めっちゃ細かいことで、ほんとに針の穴を通す感じだけど、、響きが調和するって本当に素晴らしい。
音楽ってこんなにも素晴らしいんだな、、、って思う。


また、もう一つの抜け、、
声の纏う周波数帯と倍音について、
どうやって検証したら良いか考えている。
これについては、人それぞれが持っている特性をどんな解釈で表現するかという、オリジナリティーを求めて良いのかも知れない。

そう、ここからが音楽をどう表現するのかという要素が強くなってくる。
楽器をどんな風に演奏するのか?というステージが見えてくる。

明日はライブだ。

2019年8月9日(金)
出演者:笹倉慎介
開場19:00 開演20:00
料金:前売り3000円/当日3300円(ともに+1drink)
会場:下北沢lete ( 東京都世田谷区代沢5-33-3)
予約:予約フォームにて

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