2019.5.17~23 舌と顎の関係

今日は5月23日。

ここ1週間、、山あり谷あり、昨日の夕方まで、ちょっと途方に暮れていた。
舌を駆使しても、いい時と悪い時がある。
音が抜ける時、抜けない時、響く時響かない時、すごくムラがある。。
メモだけが莫大に増えて行く、、

もう一度考え直す。

舌がぐっと歯茎の裏に入る時の、「舌以外の部分」がどういう作用を及ぼしているのか。

はっ、、、と、気がつく。

下顎が、、、少し、前に出ている、、のでは?
鏡でチェック、、、やっぱりそうだ、、、。

昔、外人がシャウトする時とか、基本的に英語で歌や話をしている時の彼らの口元を研究している時があって、、結構下顎が出ているなと思ったことがある。
そういえば、、前歯の上と下が同じ位置にあるくらいだった。

あの頃は、まだ舌の使い方とか無知だったから、ただその形をまねするだけではあまりにも不自然になってしまったので辞めた記憶がある。

早速トライ。

声が、、抜ける、、

ただ、塩梅がとても難しい。

鏡を見て、いいポイントの感覚をとにかく掴むしか無い。

これを理屈で考えると、

これまでのいい感じの時というのは、

舌を動かすことで、
声帯の真上に直結している舌を前に出すことで、
結果的に骨格自体が動き、そこに空気の通り道が確保されて音の抜けが良くなっていたというわけだ。

舌をあーだこーだやっている裏側で、骨格も動いていたことに気がつかなかった。

前回感じた、声の中に何か違う雰囲気を感じたのは、まさに空気の抜けが一段階豊かになった結果に違いないはず。

そして、慣れてくると、音の立ち上がりが、ぜんぜん違う。
英語が音楽的な理由は、その音の立ち上がりと、
豊かな空気の量で、ピッチが最後まで落ちずらい構造にあるのだと思う。

しかし、すごいミリ単位のことなので、ネイティブのシンガーですら、そのことを気にしないで歌えば、やっぱり抜けの悪い声になると思う。

そして、もともと生まれ持った骨格でもって音楽になる声があるというのも、これで納得がいく。
そしてそういう人ってのは、歌のうまい下手は関わらず、魅力的な声をしていたりする気がする、、というのは気のせいだろうか。

とりあえず、1週間分の成果が以下の2枚。

さて、ここからまた、音程や言葉によって舌の置き方を変えて、さらに良い響きになるようにして行きたい。

書きなぐった数日分も無駄ではなかった。

グラミー賞への道のりは、つづく。。


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