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窓越しの世界 2022.8.1~18

8/1【トトの誕生日】
8月1日はトトの誕生日。ということにしている。

5年かぁ。という気持ちよりも、あと何年一緒に過ごせるだろうかと考えてしまう。

猫じゃらしがこの夏のお気に入り。

8/2【病み上がりの心に】
背筋が伸びるような表現に触れると元気になる。

10年ぶりくらいに歩く路地。

ギャラリーに流れる清流のような空気感が病み上がりの心に染み渡る。

8/3【時間は自他の摩擦で動く】
まだまだ本調子ではないが、スタジオ仕事に復帰。

久しぶりに人と会い、時間がまた動き出す感覚。

時間は自他の摩擦で動く。

8/4【思い込み>疑い=勢い】
勢い。

その秘密の一つは、この力関係。

思い込み>疑い=勢い

それが逆転すると、放てなくなる。

8/5【虫さん、ありがとう】
虫を眺めている。蟻だけど。

不思議を不思議のままに眺められる純度へ向かうには虫。

虫さん、蟻さん、ありがとう。

8/6【それとも全て自分か】
会いたい人に会いに行くと、会いたくない人に遭遇。

笑っていた自分にずっと驚いていた。

自分ではない自分か、それとも全て自分か。

8/7【8mm】
夕方になってスタジオを出る。

善福寺公園で8mmフィルムの残りを撮り終え、ベンチに座り低アルコールIPAを飲んでいる。

撮り溜めた4本の中には、去年の夏も映っているだろう。

8/8【サウナはそのため】
空っぽになりたいけれど、空っぽには戻れない。

どうすればいいのだ。

そうか、サウナはそのためか。

8/9【設計の出番】
設計図から作ることなどできない。

いつも頭の中にはイメージがあって、それを作るために設計してきた。

もしかしたら、イメージが生まれなくなったその時、設計の出番。

8/10【受け入れたり、拒んだり】
偶然というものの説得力。

おぼしめしとか、因果とか、運命とか。

偶然を受け入れたり、拒んだり、忙しいな。

8/11【最小単位に宿る】
宇宙とか、量子もつれとか。

スケールの大きさは、最小単位に宿るんだな。

この風の強さも、今日から夏後半だと思った意識も。

最小単位から生まれている。

8/12【冒頭だけのメロディー】
もう8年前に作った、というか、口ずさんだだけのメロディー。

さするべりの花が、、

たったそれだけの冒頭だけのメロディー。

8/13【メアリー】
発生したばかりのメアリーがやってきた。

誰が付けたんだろう。

スタジオの窓から外を眺めながら一瞬考える。

8/14【two cats in the yard】
道端で猫に遭遇すると連れて帰りたくなる。

声をかけながら近寄る。

もしもすり寄ってきたら、その時が憧れのtwo cats in the yard。

8/15【その一面の一つ】
神妙な気持ちが共有できる数少ないこの日。

音楽はその時々で顔色を変える。

今日はその一面の一つ。

8/16【身のため】
昨日アップしった新曲をもう一度聴き直して、やっぱりドラムを取り直そうかとか悶々とする。

編集を重ねるよりも、やり直した方が身のためか。

8/17【西荻】
疲労で暗くなる前に博華へ。

野球中継を見ながら雨上がりの涼しいかぜを受けていると、今日の疲労が浄化する。

できたばかりのライフで買い物をしてトトの待つ家へ帰るとする。

西荻で迎える6回目の夏の中頃。

8/18【ロイヤルホスト】
雨が上がってスタジオ近所のロイヤルホストへ。

溜まった事務仕事をこなす。

午後はまたスタジオで録音作業。

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