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2019.8.6 純正律の再来

疑問1)Bm7コードの時、に歌うDは、少しシャープしていると気持ちいい。

検証1)純正律を調べると、ルートのBに対して、Dは+15centとある。

疑問2)同じ曲の中で、Gがルートの時に出す、Dの音は、同じくらいが気持ちいいい

検証2)純正律を調べると、Gのルートに対してのDは+2centとある。

全ての検証をしたわけではないが、仮説では、全てのメロディーが、ルートに対して純正律を追うと良い。

これは、意図してやっている人がどれだけいるかわからないけれど、出来ている人は本能でやっていると思う。

ただ、イメージするところに、声を当てるのには必要な技術がある。

1)ビブラートをかけないで、単音を自然に力まず伸ばし続ける。
2)チューナーに当てても音程をブラさずに伸ばせる。
3)伸ばした声の音程を數セント単位で調節することができる。
4)そもそも、どこに当てたら気持ちいのかを察知できる能力が必要

なんかよくわからないけれど、すごい良いよね。。の正体の一つに、ルート音に対してメロディーが純正律を追うっていうのは、、やっぱりある気がする。

必要な技術1〜4ができるようになってきて、検証レベルが上がっている。

もっと、科学的に検証できる場所でやりたいけど。。

昔の(主に海外の)ボーカルが良いのは、その感覚に鋭いジャッジメントをできる人が、大金をかけているということ。金をかけるに見合うものかを見抜く力、音楽力、感性、、、見ず知らずの誰の耳に入っても心を掴む音楽の魔力のようなものへの嗅覚だろうか。

そして、ジャッジしている人さえも、なんで良いのか、、本当にわかっている人は限られていただろうし、、いたのかさえも疑わしい。。そもそも音楽にそんな科学的な理屈を求めていないだろう。

僕もその一人であったけれど、もはやテクノロジーの上で生きる我々には、その秘密を知ってさらに進化させていく喜びの方がしっくりくる。

その上で、それを忘れて飛び立つ自由が、僕にとっては自由だ。

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