2019.3.8 の考察

まとめると、肺を掴んで一筆書き。

軟口蓋の裏にスッと抜ける響の確保のためには、どうしてもそのための圧力が必要そうだ。
仕組みを考えると、息吐く時の横隔膜は上に上がる力が働くので、圧力をかけるには、吐く時に下に引くのが良いと思う。これまでにも色々試したが、ただ引っ張るだけだとバランスが悪い。

そこで、肺全体覆う筋肉で肺を掴んでしまって、吐き出そうとする力に反発する力を保持すればいいのかもしれない。試してみるといい感じ。
それでも、そればかりに気を取られていると、途端に軟口蓋裏から空気が外れてしまう。

肺を掴む感じは、瞑想のポジショニングとほぼ同じで、それにもう少し腹筋の引き上げが入る。
そのまま肺をつかんだまま空気を吐き出す。
掴み続けることによって、メロディーや言葉が変わっても圧力はあるからそのまま軟口蓋の裏に持っていける。

とにかく掴み続けること。
そして背中の上を意識してから吐く。
そして吐くときは、掴みながらリラックとも言える感じの、、背中から一度に全部空気を出しきってしまうような感じの息の出し方を、肺を掴んでる感覚で支える。
全部吐ききってしまわないように 支える。

全部吐き切る感じは、1ブレス一筆書きで歌うと、その感覚が得られた。言葉の間も吐き続ける。それによって軟口蓋裏の響きが保ち続けられる。
低い音は空気をたくさん使うので、みぞおちが緩んでもい。
高い音は肺を強く掴みながらも吐き切る。

瞑想と同じでこの姿勢だと、腰に負担がない。  


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