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窓越しの世界 2019.8.9~15

みなさん、こんにちは。

毎日暑いですね。
東京は台風の吹き返しで風が強いですが、僕にとっては今日くらいの気温や日差しが、夏を夏として喜べる理想の夏です。

先週はライブが続きました。
僕は雷に打たれたくらいの衝撃を音楽の中に見つけましたが、その感動を伝えることはなかなか容易ではないようです。

もしかしたらコーヒーに醤油を混ぜ込むくらい、
ご来場のお客さんたちには不要なことだったかもしれないです。

そうか、、

車に乗っている時の僕は、エンジンの構造に感動などしない。

簡単に言えば、、それと同じことか。

目を輝かせたカーマニアが、車のエンジンの構造や数式を説明してきても困る、、、

ただ僕は、構造や数式に感動する仲間と音楽がしたいし、それを聞く人にも知ってほしいと思ってしまう。
困ったぞ、、

それをするには、目の前の人の心理を捻じ曲げる覚悟が必要だということだろうか。
教育の領域、、、

音楽は説明するものでは無いと思うけれど、
そこを伝えるのならば、僕にもまだまだ勉強が必要だろうと思います。

ずっと、音の、何かを許せなかった。
何を許せないのかも分からなかった。

音を知ると、自分が何を許せなかったのかが分かり始める。
そこで始めて違いを許せる気持ちが生まれる。

理解の無い許しは、、放棄だな。

この世界にも、許せないことがあり過ぎて、、
僕は、沢山のことを放棄をしてきたのだと思う。
そして、これからも放棄し続けるだろう。

ただ、音は放棄したくない。
調子外れでも心に響く音を許せる音楽家でありたい。

そんな風に思うライブ後の数日間でした。

やることが沢山ある。
そしてそれを誰も僕に求めていないだろうけれど、
それが突き抜けた時、きっと何かの役に立つと思うんです。

そんな日が来たら、今これを読んでくれている人たちと乾杯したいです。

それでは、今週も窓越しの世界をよろしくお願いします。

良い夏の続きを。

笹倉慎介

8/10【何もかもが繋がる】
8/11【伝えた方が良かったのか?】
8/12【伝えたいこと】
8/13【伝える喜びにたどり着くには】
8/14【答えのないこと】
8/15【肩の荷】

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