窓越しの世界2019.8.30~9.5
みなさん、こんにちは。
9月になりましたね。
夜は随分と涼しくなりましたが、自宅前の大きな桜の木からはまだまだ蝉の音がけたたましく、
我が家のベランダにも蝉が迷い込んではトトの格好の遊び相手、、。あ〜、、と思った次の瞬間には泣き叫ぶ蝉をくわえたトトが部屋の中に駆け込んできます。
そして蝉が半殺しにされてしまう前に救出するという大騒ぎが、、まだまだ続きます。
また9月といえば、数年前のこの時期に小澤征爾さんが率いるサイトウ・キネン・オーケーストラを聴きました。
今、初めてのオーケストラが彼の関わるものでよかったと思います。
それはその後で知った、小澤征爾という人の音楽との向き合いかたみたいなものに、救われるような思いをしたからです。
おとといの夜はライブの興奮状態からか眠れずにいました。
なぜだかまた彼の言葉が聞きたくなって、YouTubeを検索、、。見たかったドキュメンタリーは見つかりませんでしたが、昔のドキュメンタリーがあったので見始めました。
やっぱり彼の言葉を聞くと、心がふっと軽くなります。
こんなにも歯がゆい思いで音と対峙していていいのだろうか?
そんな自問も、腑に落ちます。
そして、僕は音の捉え方という意味ではクラッシック畑の方が向いている気がします。
そういう教養はないのですが、フィーリングがそっちの方だなと思うのです。
そういえば今年もその時期か!と思い、調べたら明日でした。
松本で年に一度のセイジ・オザワ・松本フェスティバルです。
僕はちょうど小澤さんの80歳記念に立ち会ったのですが、ボストンの馴染みでJamesTaylorがゲストだったという経緯でした。
今年は小澤さんの指揮は見られないようですが、行こうかな、、どうしようかな。
サプライズは、、ある気がする。
来週は大切な演奏があるのでその準備に専念したいところですが、チケットがまだあるみたいなのでもう少し迷うことにします。
芸術の秋のはじまりですね。
それではみなさま、良い週末を。
笹倉慎介
8/30【まだ危うい】
8/31【音だけが】(サンプル)
午後9時ころだろうか、花火の音がしてベランダに出ると、遠くの方に地面すれすれで弾ける閃光が見えた。
8月最後の日の花火大会。
最後の輪が消えてしばらくしてから、音だけが届いた。
例えば僕が消えてしまっても、同じように音だけは残るのだろう。
9/1【アルコールの役割】
9/2【トトの寝相が変われば】
9/3【善にも悪にも】
9/4【送り届けること】
9/5 【時は金なり】
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