2019.5.5 ゴールデントライアングルの完成か?

鼻抜きの中の響きの正体は短前打音
散々鼻抜きとか鼻腔での響きという大雑把な解釈で、捉えていた響きの中に、何があったのかというと、短前打音という装飾音なのではないかと思う。
しやくり上げるのとは違って、本当に短くて、フラットした音から瞬間的に実音に駆け上がる。
咽頭扁桃に当てた響きを前の響きに持ってくる時、無意識でうまくっている時、この短前打音が存在する。
意識すると、とても音楽的になる。

咽頭扁桃周辺を意識する方法
眉間からこめかみ、後頭部をぐるっと囲む筋肉を上に釣り上げることで、インナーの咽頭扁桃周辺を感じることができる。

舌のセット
イメージとしては舌の付け根、喉の方、舌根を持ち上げる。
咽頭扁桃周辺と連動させて、自然と両方が持ち上がるポイントを探す。
舌は固めすぎず、リラックスした状態と、緊張した状態を発生毎に繰り返して機能を持続させる。

図のようなトライアングルが、連動、釣り合い、良い発声になる
①咽頭扁桃周辺
②舌のセット
③鼻腔で心地よく響くとき短前打音と実音が入り乱れる

斜めの線はの右側で音を感じること。右側では音が抜けず曇る。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?