グラミー賞2019ノミネート作品のボーカル比べ

Apple Musicに上がっているグラミー賞2019ノミネート作品から声の使い方が音楽的に素晴らしいと思う品を抜粋してみました。
全126曲の中で、倍音がチューニングされていると聞こえた歌声は18アーティストでした。

歌詞の意味とか聞き取れないので、本当に音だけで判断していますが、僕が好きなボーカルはやっぱり同じところで音を捉えていると実感します。

特に星三つ★★★をつけた歌声は、本当に素晴らしいです。
ケイシー・マスグレイヴスは声の抜けと音感がずば抜けています。彼女がいなければ僕は今の音感に出会っていないと思います


トニー・ベネット & ダイアナ・クラールは素晴らしい職人技を披露。本当に気持ち良い!


シールはフランクシナトラを彷彿させますし、ビョークは彼女の音楽性を生かしているのは紛れもなく彼女の歌だと再確認。


総合的にはLeon Bridges、彼の歌が一番グッときました。曲、アレンジ、何より声にソウルが滲みでています。ファンになりました。ボーカル技術的には未成熟なところがあるのですが、そういうところがまたグッとくる。やっぱり歌の良さって、こういう人間臭いところだとも思います。


ボブ・ディランは、彼がギターひとつで世界中を魅了した理由は、やっぱりその音楽的にチューニングされた声にあったと、言わざるを得ない。彼と同じような思想や言葉をもった音楽家は他にもいたはずだし、それを奇跡的な天からの贈り物の声が後押ししたのでしょう。


エリック・クラプトンも同じです。クリームしかり、サウンドやギターのテクニック、曲の良さを、彼の歌が支えていたのだと実感します。

Butterflies  ケイシー・マスグレイヴス  ★★★
I Like It Cardi B, バッド・バニー & J. バルヴィン   ★
In My Blood ショーン・メンデス   ★★
Lost in Japan  Shawn Mendes     ポップ★★
Colors ベック  Colors  ★
'S Wonderful トニー・ベネット & ダイアナ・クラール  ★★★
Love Is Here to Stay Love Is Here to Stay                       ★★★
Girls Like You マルーン5 ★
Luck Be a Lady シール  ★★★
When Bad Does Good クリス・コーネル ★★
Arisen My Senses  ビョーク ★★★
Bet Ain't Worth the Hand Leon Bridges ★★★
Honest    MAJOR ★★
Made for Love チャーリー・ウィルソン ★★
Focus H.E.R.  ★
Shot of Love (Live July 25, 1981) ボブ・ディラン ★★★
Attention  チャーリー・プース  ★★
Strange Brew クリーム ★★
I Shot the Sheriff エリック・クラプトン  ★★★


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