2019.6.19 二つのRocking Chair Girl


ピッチが高い部分は、話すように歌うことが難しかったりする。
囁きっぽくなってしまう声を、どうにか響かせる方法を試行錯誤するのだが、声を張るのではなく、優しさを保ったまま響かせるにはどうすれば良いか。

それは、また一章に立ち返ることになるのだが、息の圧力のコントロールなのだろうと思う。

僕はそもそも、すこしなで肩。
肩の位置を水平に持って行くと、豊かな息が吐けるので、なぜだろう?というのがここ最近の疑問だった。

たまたま見たテレビで、肩甲骨を稼働させる体操をやっていたので、トライしてみると、
肩甲骨が開いた状態というのが、いい空気を送り出している時の感覚にとても酷似していて、その状態で声を出してみた。

すると囁きのような声に、豊かな空気が送られて芯のある声に変化した。

原理はまだ調べていないのだが、肩甲骨をしなやかに使うことで、姿勢もよくなるし、息も深くなるということは一つあるみたいだ。

リクエストをもらっていたRocking Chair Girl だが、2パターンアップしてみようと思う。
ただ、リラックスして歌ったバージョンと、肩甲骨を羽のように広げるイメージで歌ったバーッジョン。
息のコントロールひとつで、響きが全然違うというのがよくわかると思う。

まずはリラックステイク、そして肩甲骨テイク、好みは別れると思うけれど、ケースバイケースで使い分けていくといいと思う。


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