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2019.11.5  響きは連鎖する

母音によって2つの響きのパターンがあることを発見した。昨日の朝に見つけたのだが、その日のライブでは全く機能させることができなかった。

そのポイントに入れば明らかに響くからわかるのだが、なかなかその響きに入ることが難しい。

母音で声を張るということは、倍音を減衰させ楽音から遠ざかる行為だということはヘルムホルツも言っているが、僕も自分の声にそれを感じる。

だから、響かせるということを考えたい。

響きとは、大きさではない。響きとは、強さではない。

響きは、響きを生み、連鎖していく。

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1、軟口蓋は口元の響きを作ろうとすれば自然と上がる

↓口先の響きはどうやって作るのか?

図2−1
母音がイとウは前歯を閉じて上下を揃える

図2−2
母音がアとオは舌を少し前に押し出して作る

母音エは、その中間

2、母音イはピッチが落ちやすい

イの形で響きを待ち、母音ア、エ、オが来た時それぞれに形を変化させる。。


軟口蓋の上げ方は意識してもできるが、軟口蓋が上がることよりもまずはじめに意識することは口元に集まる響きの塊。←これがなかなかむずかしい。

頬の筋肉を使うことでも軟口蓋が上がるが、変な顔になるのでこれに頼らない方がいい。

肩甲筋で、1の響きに直接アクセスするのがキーポイントだが、、できたりできなかったりする。

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