３rdアルバムEmbankmentのLPおよびCDの先行予約販売をしていますが、主にLPの生産数を決める為に本日(2021/12/24)までとなります。

今回のフィジカルリリースに当たって、当初CDを作る予定はありませんでした。棚に収納されるだけのプラケースや紙ジャケットの本質的な意味を見出せないまま、アナログだけのリリースが決まってスケジュールが進行していました。

ただ、配信の時代になっても尚CDで聴くリスナーさんの声に応えるとしたら、という考えは頭の片隅にあって。

ふと自宅に飾ってあるトトの写真を眺めながら、こんな風に部屋に飾れるものだったらなと思い。

「木製のジャケットを作っちゃおう」ということになりました。

昨今、CDというのはアナログに比べると物としての魅力が、どうしても所有するというモチベーションに至らずなのですが。

今回、十分に物として手に取ってくれた人の景色に寄り添ってもらえそうなジャケットでお届けできそうです。

歌詞カードについては。
僕に至っては、一度だけ見たらその後殆ど目を通さないものでしたし、情報という視点で考えるとそれはHPに出すことに。
もし作るのであれば本のような装丁を施したいし、そうでなければ資源の無駄のようにも思え、今回は無しという結論に至りました。

今年、益子にある濱田庄司の参考館に行ってから、民藝への関心も深まり。

自分の届ける音楽もまた、パッケージも含めて実用性のあるものであれたらなという気持ちでひとつひとつ手作りです。シリアルナンバーやサインも添えて、すべて一点物の装いとなります。

アナログはアナログで、やっぱり特別な音質や圧倒的な存在感を楽しんでいただければと！

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