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サンタが街にやってくる           ――画像しりとりはじめました(#160)

(#159) 最後の晩餐→「さん」→サンタが街にやってくる

サンタが街にやってくる

"子どもたちガキども、靴下を洗って待っていろ!!"

この冬、一番の話題作、いよいよ来襲!
全米の子どもが泣いた!!

――お前はもう❌❌ピーッんでいる

2022.12.24 ROADSHOW!!



「うーん……(・_・)」

「おい!」
「……」
おいっ!
「ん? お、おーソラジロー♪ うぷぷ(≧▽≦) また濡れてるね♪」

「濡れてるね、じゃないっ💢
 貴様……吾輩が、理不尽にも洗濯槽にぶちこまれ、フタをされ、あまつさえ15分にわたってぐるんぐるんされたのは、これでもう三度目(*1)だぞ!」

*1:三度目:二度目はコチラ👇 対話ダイアログ形式で多少は読みやすいとはいえ、なんだかんだで、4500字強のボリュームがあるので、基本はスルーしてください。別に読んでいなくても今回の記事を読む上での支障は一切なっしんぐです( ̄∀ ̄)

「だって、おまえさん、せっかくキレイな白銀色の毛並みなのに、すぐ汚れるぢゃん。でも、お風呂はキライで入りたがらないからさぁ」

「昨日、捨て猫は良くないとか書いてた同じ人間とは思えぬ所業だな💢 明らかに動物虐待ではないか💢」

「じゃあ、今度からちゃんとお風呂でブラッシングさせてくれるかい?」

「……( 一一)」

「ほらー。こっちだって、好きでやってんじゃないんだよー」

「む、それは?(ФωФ)?」

「あー、これ? なんか、この冬の新作映画みたいだけど」

『サンタが街にやってくる』か――。クリスマス映画のようだな。タイトルはチープだが――
 な、なんだ、このものものしいサンタクロースはっっ!!( ゚Д゚)!」

「なーw いや、ほら、ワシんトコ、クリスマスがなかったからさぁ、サンタさん一度も来たことないんだよね。本場のサンタさんって、こんなコワい感じなんだな( ̄O ̄)」

「いや、違うわ」

「違うの?(・_・)」

「そもそも、なんだこの煽り文句は。普通『いよいよ公開』とか『上陸』だろう。なんだ『来襲』って」

「Next weekじゃね?」

「そっちの『らいしゅう』ぢゃないっ💢 貴様、ホントに英語科卒か? それに『全米の子どもが泣いた!』って、これ『泣いた』の意味、大分変わってるだろう」

「いや、意外と感動巨編かもよ(≧▽≦)♪ 『靴下洗って待ってろ』だからプレゼントはくれるんじゃないかな?」

「どんなプレゼントだか……」

「お? 主題歌も聴けるんだ♪ 『サンタが街にやってくる』ふーん……映画のタイトルと同じなんだね」

さあ
あなたから Hell Christmas
わたしから Hell Christmas
Santa Claus is Coming to Town

「……だから、貴様、ホントに英語科卒なのか?リスニングがおっぺけぺーすぎるだろうが!」

「いや、書いてあるんだって、歌詞カードに、ちゃんと」

ネ きこえてくるでしょう
鈴の音が すぐそこに
Santa Claus is Coming to Town

「ふむ。ここはマトモなようだな……って、なんだその挿絵はっ!」

「鈴の音じゃね? 日米合作なんかな? まあ、クリスマスって一週間もしたら大晦日でこの人らの出番だからね。そういうストーリーなのかもよ♪」

「どんなストーリーだ……」

逃げ切れないで おやすみする子に
きっとすばらしい プレゼントって
さあ
あなたから Hell Christmas
わたしから Hell Christmas
Santa Claus is Coming to Town

「いやいやいや。おかしい、おかしい( ゚Д゚)。これ、おやすみって、一生起きないタイプのおやすみじゃないのか? そもそも一体、なんだ?『逃げ切れない』って」

「完全になまはげ👹モードだね♪(≧▽≦)♪」

「だから💢 まぁ、確かに、なまはげも子どもを泣かせるがな💦 だが、きゃつらは別に子どもたちをとって喰らいはせぬぞ。きゃつらがとって喰らうのは、せいぜいおもてなしの酒くらいだ。
 それに、うっかり見落としがちだったが、『プレゼント』ってなんだ、『に』って?!」

「あれじゃね? だから、何かの『プレゼント』にするんじゃねーの?子どもたちを。だから、『靴下洗って待ってろ』なんじゃね?
 エラいよなぁ、サンタさん♪ さらってく子どもにもちゃんと靴下履かせて凍えないように配慮してるんやから(o^-')b♪」

「感心してる場合かっ!! そもそも、『おやすみ』してる時点で、凍えるもなにもないわっっ!」

さあ
あなたから Hell Christmas
わたしから Hell Christmas
Santa Claus is Coming to Town

ネ きこえてくるでしょう
鈴の音が すぐそこに
Santa Claus is Coming to Town

「……だからまた、鈴の音がいよいよおかしなことになっとるぞ」

「なんかコワいよね(≧▽≦)♪ これでだんだん近づいてくるんでしょw」

「ていうか、あのものものしいサンタはどこへ行ったのだ?」

クリスマス・ギブを 指折りあたえた

「だから、『指折り』の意味がちがうっ!」

「でも、なんか意味深だよね♪ テイクは子どもだとして、何かはギブなんだよ。何をこの家に残してくれるんだろうね( ̄∀ ̄)ニヤリ ……やっぱ、指かな? キャーーーーッ(≧▽≦)」

「……貴様、なんか楽しそうだな……(゜.゜)」

「いやぁ、ワシ、ホラー映画、苦手なんだよ(^^ゞ💦💦」

「殴るぞ💢」

幼児おさないをもいでも 迷い などなし

「あーあ、ついにもいじゃった……(・_・) やっぱ、家に与える『ギブ』は、子どもの指なんかな…… スプラッタは苦手なんだよねぇ、まぢで💦」

「貴様……💢(ФωФ)💢
 だがまあ、冷静に考えてみれば、このテの残酷性は、西洋の童話、特に教育的配慮というオブラートに包まれる前の童話オリジナルではわりとよくある話ではあるがな」

「あー、昔あったね『本当は怖いグリム童話』だっけ? ワシ、『シンデレラ』オリジナルの、ガラスの靴にサイズを合わせるために、いぢわるねーちゃんたちが自分の足のかかとを切り落としたり指を切り落としたりして靴に足を合わせていったんは合格🎉\(^o^)/🎉
……てなるけど、結局、血まみれだからバレる(笑)……ていう必死すぎる展開と、いや、一旦は合格するんかい!(笑)てオマヌケでゆるゆるな判定システム、けっこう好き^m^」

「グリム版の『シンデレラ』は、なかなかに典型的なスプラッタ童話だからな。スプラッタついでに、この話のエンディングは知っとるか?」

「んー? 最後はシンデレラが王子さまと結婚してめでたしめでたしだろ?それとも、なに? シンデレラが亀に、王子さまが鶴になって、蓬莱山目がけて去っていく感じ?(笑)」

「それは『浦島太郎』オリジナルではないか(笑)
 グリム版『シンデレラ』のエンディングは、王子とシンデレラの結婚式の日に、例の義姉ふたりが媚びへつらいながらシンデレラの両隣に座ってくるのだが、どこからともなくハトが飛んできて、義姉たちの眼をくりぬいて終わるという――」

「グロっ( ̄o ̄)💦 ……てか、その役割、『平和の象徴』ホロッホーにやらせないとダメなんかね^m^
……まぁ、あいつら、今でこそ『平和の象徴』然としてるけど、何考えてるかさっぱりワカランあの目とか、ぶっちゃけ実は苦手なんですぅー、って人、多い気がするけどw」

「いずれにしても、このサンタクロースでは、例の赤鼻のトナカイもタイヘンだろうな」

「おーっ!💡」

「な、なんだ?」

「思い出した✋ そういうことか♪」

「だからなんだ?」

「いや、トナカイのルドルフだよ♪ アイツが体を鍛えてたのは、この映画に出るためだったんだ!」

「???」

「知らない? あー、これこれ👇」

「あー、サムネだとちと見づらいな💦 そこだけアップにすると、ほら」


ぃよ~♪ サンタのおっさん、久しぶり♪

俺かい? 今年も本番まであと2ヶ月だろ?

身体づくりもこれから最後の追い込みだよ

今年こそ、もう笑いものだなんて言わせないぜ

(o^-')b♪


「むう。これはまた、この映画にもってこいのトナカイだな」

「だろ? まさか、あの時のハイパートナカイ・ルドルフが、今回の伏線だったとはなあ(*´∇`*)♪……我ながら、天才肌だわ☆」

「ただの行き当たりばったりではないか」

「そうともいう( ̄∀ ̄)」

「だが、確か、トナカイたちはこの赤鼻のルドルフだけではなく、多頭立てのそりなのではなかったか?」

「そうそう、ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、コメット、キューピッド、ドナーにブリッツェンの8頭の仲間に赤鼻のルドルフを入れて計9頭の鉄砲玉だね♪」

「……よく覚えとるな。ていうか、最後の言い方、いつの間にか、『仁義なき戦い』みたいになっとるぞ」

「まあ、『仁義なき戦い』というより、『七人ミサキ』かなー」

「七人ミサキ?(ФωФ)?」

「あれ、知らない? 四国や中国地方とかに伝わる伝説の亡霊。
 災害や事故、あと海で溺死した人間の亡霊の成れの果てとか言われてて、その名のとおり、常に七人組なんだわ。で、運悪くこの七人ミサキに出くわした人間は、ほどなく高熱に浮かされ死んでしまう。
 こうしてとり殺された死者は七人ミサキのメンバーに選出され、代わりに既存の神セブンのうちの一人が、めでたく卒業じょうぶつ
 『七人ミサキ』は、このようにして常に新しい神セブンに選ばれるべき次なるスターを求めて、オーディションを続けるのだ(*´∇`*)♪」

「……いや、後半、AKBか坂道アイドルみたいな話になっとるが(・_・)」

「おっと(^^ゞ でもまあ、とにかく、そんな感じで『七人ミサキ』は、誰かを取り殺せば、七人のうちの一人が成仏できるシステムなので、成仏するために常に獲物を求めて彷徨っている、哀しくも恐ろしい亡霊たちなのよ」

「むう」

「しかもね、この伝承は四国が本場なんだけど、ちょっと離れた山口県とかになるとややニュアンスが違ってて、『七人ミサキ』は鐘を鳴らしながら早足で道を歩き、おんな子どもをさらう魔物、と恐れられているんだ。
 で、その姿は、なんと七人の僧侶だったりする」

「!!( ゚Д゚)!」

「つながったね( ̄∀ ̄)」

「つながったな( ̄~ ̄)」

「やっぱ、この映画のストーリーは、『七人ミサキ』か」

「……いや、それだと結局、サンタクロースはどうなる? そもそも、トナカイたちは9頭だろうが」

「えーと……、サンタさんが秋元康で、残る2人が大家志津香柏木由紀w」

「どんな人選だw ビミョーすぎてツッコみづらいわ」

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今日の〆の一曲は、DREMS COME TRUE で『嵐が来る

カッコええ曲ですねぇ(*´∇`*)♪ タイトルに紛うことなき「嵐の前の静けさ」的な、不穏な匂いをまとわせるムーディー(*2)

*2:ムーディー:日本の音楽シーンで一番多く間違われている筆頭の英語。英語の"moody"の意味は「不気味な」とか「気持ち悪い」という意味であり、決して日本人が言わんとする「ムードがある」という意味ではない。
 無論、ホラー映画にピッタリの、ぞくぞくするよなムードがある、という意味で使うなら良いが、ジャズのスタンダードナンバーとかを聴きながら、この曲ってムーディーだよねぇ(*´∇`*)♪……などと英語で語った日には、「HA HA HA! それは一体、どういう類のジョークなんだい?」と問い詰められることになるかもしれない。注意されたし。

おっと、今宵ももうこんな時間だ。
早く逃げないと、サンタさんがやって来る((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル


そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が
ハッピークリスマスを迎える準備を着々ドンチャックで進められる、そんな一日でありますよう🎄 



■ おまけ

 今回の画像しりとり列車 (160両目) の前の車両です。タイトル「最後の晩餐」と右下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。



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X日間やってみた

こんなダラダラと長ったらしい記事に最後まで目を通していただき、その忍耐強さと博愛の御心にひたすら感謝☆です ありがとうございます ご覧いただけただけで幸甚この上なっしんぐなので サポートは、私なんかではなくぜひぜひ他の優れたnoteクリエイターさんへプリーズ\(^o^)/♪