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ゲームの達人                ――画像しりとりはじめました(#202)

(#201) 無理ゲー→「げー」→ゲームの達人

誰も遊んでくれないから
今日も一人で四面三次元ツイスター



……まあ、こない言うたらアレやけど、おまへさん、友達ごっつ少なそうやもんなぁ……。

ていうか、アレやな、まずはうちん中、も少し明るくしてみてはどないやろか?(・_・)

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ツイスターとは、アメリカのX社が運営するソーシャル・ネットワーキング・サービスのことであり、現在はXエックスといい――

……とかいうチープなボケをひと外ししたところで (おい)

改めて――

ツイスターとは、1966年にアメリカのミルトン・ブラッドリー社から発売されたパーティーゲームである。
……多分、最近の若い方の中には

ツイスターって何?(・_・)

――ていう人もいるだろうし、中には

えー、ヤダー、今はそれXエックスって言うんだよ、知らないのー?

とかいう、もう冒頭で一回使ったぞそのボケ、的な天然ボケを素でかましてくる人もいるかもしれない。

正直なところ、四捨五入すれば赤いちゃんちゃんこを纏わねばならないよわいを重ねたこの私も、ツイスターなんて言われたら、名前や大まかなルールは知っていても、実際にやってるトコなんて見たこともないし、もちろん実際にプレイしたことなんて一度もない――てレベルだ。

なので、この際だから、しっかりと調べてみた。

ルールは割と単純だ。
用意するものは、ツイスターマットと呼ばれる約170×117cmの4色ドットがプリントされたマットと

ツイスターマット


ツイスタースピナーと呼ばれる人生ゲームのルーレットみたいな指示盤。
たったこれだけだ。

ツイスタースピナー

ゲームは基本的には3人以上――プレイヤー2人以上、審判1人――で行う。
審判を置かず2人で行うことも可能だが、その場合はスピナーをくるくるさせる人がいなくなる分、ゲームにひと工夫が必要だ。

ゲームの進行は、下記のとおりプレイヤーが所定の位置に着くことから始まる。

プレイヤー2人バージョン
プレイヤー3人バージョンの初期位置 (左) と4人バージョンの初期位置 (右)

プレイヤーが所定の位置に足を置いたらいよいよゲーム開始だ。

審判がツイスタースピナーをくるくるくる~と回し、止まった位置をプレイヤーに告げる。

スピナーには、
・置く体の部位 (右手・左手・右足・左足) と
・置く色 (緑・黄・青・赤)

が示されており、

例えば、「右手を緑」や「左足を赤」というように審判の指示に従い、プレイヤーはマットの空いている指示された色ドットに手や足を動かしていく。

あとはその繰り返し。
繰り返していくうちに、両手両足裏以外の部分 (肘、膝、尻等) がマットについたらそのプレイヤーはアウト👍
2人プレイヤーの場合は、そこで「試合終了ですよ」(Ⓒ安西先生) だ。

なお、スピナーに描かれている色ではない

スピナーズチョイス                                  

エアー                                      

に止まった場合は次のようにする。

スピナーズチョイス👉審判が考えた即興の指示を行う
 タカラトミーのトリセツには、次のような指示例が――
 ・右手を黄色の円に置いて、ダジャレを言う
 ・左足を赤色の円に置いて、10秒間大きな声で叫ぶ
 ・左手を緑色の円に置いて、お気に入りの歌を口笛で吹く
……うーん、なんかビミョー( ̄∀ ̄)
とはいえ、スピナーをくるくるさせるだけが仕事の審判が楽しめる数少ないチャンスでもあるので、ここはひとつ、ゲームを盛り上げるような指示をプレイヤーに与えてほしいところである(o^-')b♪

●エアー👉指示された体のパーツ (手や足) を空中に浮かせる
……これって、「右足エア」と「左足エア」が連続で来られたら、誰も生き残れないのと違うか?(・_・)💦――まあ、その連チャンはかなりレアな確率ではあるけどw

最初はマットの両端に位置していたプレイヤーも、審判の指示を繰り返していくうちにマット上で組んずほぐれつになることは必定であり、そこがこのゲーム最大の妙味と言ってもいいのだろう。

プレイヤーが女性2人だったりすれば、こんな感じでわちゃわちゃモードになるし

多人数プレイでも、ファミリーでやるなら見た目もフツーにほのぼのとした雰囲気が醸し出される。

一番小いちゃい女の子、完全アウトですやん(笑)

――が、プレイヤーがファミリーではない男女混合だった場合は、この雰囲気は俄然、これまでのようなのとは一線を画したものとなるは必定だ。

まあ、一番最初に発売されたツイスターのパッケージデザインがこれだもんなぁ……

どうだい、この男性プレイヤーA氏の喜色満面の笑顔( ̄∀ ̄)
(てか、全員めっちゃ笑っとるけどね)

ぶっちゃけ、このゲームの目的って、男女の……ていうか、正味、男女比率で 9:1 せいぜい 8:2 で男サイド需要の、露骨で過剰なスキンシップ (笑) なんじゃね?
という気がしてならない。

このゲームがアメリカで最初に紹介されたのは『ザ・トゥナイト・ショー』というトーク番組の中でのことだが、
司会のジョニー・カーソンと女優のエヴァ・ガポールが実演して紹介された時の模様を、wikipediaにはこう記述されている――

"番組では女優のエヴァ・ガポールが胸元の開いたドレスで登場。エヴァの手と足がジョニーの顔の上で、笑ったり叫んだりと、目論見は成功だった。"

エヴァ・ガボール

何の目論見やねん ^m^ (笑)

ちなみに、ちょっと興味深かったのは、この「ツイスター」という項目は、wikipedia の日本版にも英語版にも両方に記述があるのだが、『ザ・トゥナイト・ショー』での紹介のくだりは、日米でかなり違ってたりする。

そもそも、オリジナル (英語版) の方では、単に
"Twister became a success when actress Eva Gabor played it with Johnny Carson on television's The Tonight Show on May 3, 1966."
であって、「胸の開いたドレスで登場」してもいなければ「エヴァの手と足がジョニーの顔の上で笑ったり叫んだり」してもいない(笑)。

そして、意図して無視したのか、単に忘れたのかは定かではないが、その後に、
"However, in its success, it was also controversial. The company that produced it, Milton Bradley, was accused by its competitors of selling "sex in a box"."
という、この「ツイスター」という項目を語るうえで割と重要な部分

――ツイスターのPRには成功したけど物議も醸した。このような形で性的なものを売り物にすること(*1)に対して非難もされた――

が、日本版では全部分まるっとシカトされているのは、
なんでだろう、なんでだろう、なんでだ、なんでだろう?(笑)^m^

*1:このような形で性的なものを売り物にすること:正直言うと、ダブルクォーテーション付きの "sex in a box" をどう解釈するかで、かなり悩んだ末に、ちょいとごまかし、意味をぼやかしてしまった。
あえてダブルクォーテーションで括ってあるトコに、"in a box"が単なる慣用表現なのか、言外の意味を含むものなのか、はたまた単なる「箱」(パッケージングされたゲーム) という意味なのか、私の拙い英語力では断定できなかったのだ(*´Д`)。無念。

かと思えば、そんな「あわよくば触っちゃえ(≧▽≦)」をメインにした不埒な宴会ゲームとは真逆の「ツイスター」世界もあったので、ぜひ紹介しておきたい。

以下の動画は、詳細については解らなかった (*2) が、とりあえずアムステルダムで行われた「ツイスターの大会」っぽい。

*2:詳細については解らなかった :ワシ、オランダ語ワカラへんねん(T_T)
無念。
誰か、出島に行って今村先生連れてきてくれ💦

対戦カードには男女サシの勝負も含まれているが、そこにはエロい要素は微塵もない。ていうか、そもそも笑顔のカケラすらない。

プレイヤーも審判も、周りを取り囲むギャラリーさえも、そこには一切の笑顔はなく、真剣そのものだ。

途中から動画に流れるBGMも、ウッドベースとパーカスの単調な響きは、緊張感だけを増幅させている。

むう……こんな緊張感のない呆けたパッケージ👇👇👇から

こんなにも真剣マジでものものしい大会が開催されるなどとは、とても想像できなかった……

オランダ人、恐るべし。

(いや、国の問題ぢゃないと思う(・_・)💦)

とまれ、
お触りしたいパーティーモードであれ、
オリンピックなみの真剣モードであれ、
人がたくさんいて初めて楽しいのがこのツイスターというゲームだということだけはなんとなく解った。

だから、冒頭画像ネタのような一人遊びはさすがに淋しい。
淋しすぎゆ(T_T)

誰か、彼の家に行って遊んでやってはくれまいか🙏

――え?ワタクシ?(・_・)

いや、ワタクシ、これから塾の時間なので……( ̄∀ ̄)←うそつけ

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ちなみにこのツイスター、日本では1966年に任天堂にライセンス販売され、トミー (タカラトミー) を経て、現在ハズブロジャパンによって今なお絶賛 (かどうかは知らんけど) 発売ちうである。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今回のしりとりキーワード「ゲームの達人」とは、シドニィ・シェルダン原作の小説のタイトルなのであるが、実はドラマ化もされているようである
(⌒~⌒)♪
(ワタクシ、無知蒙昧にして存じ上げなかった(^^ゞ💦)

せっかく『ゲームの達人』について触れたのだから、せめて最初の方だけでもドラマの方も見ておいて、多少なりと物語の雰囲気くらいは味わい、なんだったら記事のネタに何かしら使えることも……

なーんて考えて、現在個人的に加入している動画系サブスクリプション、hulu及びamazon prime video アマプラ で検索してみた――

無い!( ゚Д゚)

配信されて、無い!(*´Д`)

……むぅ……

まあ、タイトルに使ってみてから肝腎の中身の方を観ようか……なんぞ
考えてみれば泥縄ドロナワもいいところだからなぁ……

これではゲームの達人どころか
noteの凡人、いやさ

noteのヘタクソ

とでも言わずばなるまい( ̄∀ ̄)

大いに反省なのだ💦💦

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今日の〆の一曲は、戸川純で『隣の印度人

ゲームの達人』からの『○○の○○じん』と連想したところで、いの一番にこの曲が思い浮かんでしまった自分、いよいよどうかしとるとしか言えなさそうだ。
冷静に俯瞰して見たらそんな感じがする(・_・)

それにしても、この曲、初めて聴いた時は、なんかこう……ちょっとした衝撃だったわ^m^

2分くらいでひと盛り上がりして、長めの間奏に入ったなぁ……と思ったら、まさかのそのままフェードアウト(≧▽≦)♪
……いや、そのまま終わるんかいっ!!……って^m^

子供も印度人

そらそやろ( ̄o ̄)

んー……なんだろう、無性にカレーライスを食べたくなった……

そんなこんなで
明日も、なるべく多くの人が人生という名のゲームの達人であれ♪
そう願ってやまないのであります☆(⌒~⌒)☆


■ おまけ

今回の画像しりとり列車 (202両目) の前の車両です。タイトル「無理ゲー」と下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。



こんなダラダラと長ったらしい記事に最後まで目を通していただき、その忍耐強さと博愛の御心にひたすら感謝☆です ありがとうございます ご覧いただけただけで幸甚この上なっしんぐなので サポートは、私なんかではなくぜひぜひ他の優れたnoteクリエイターさんへプリーズ\(^o^)/♪