おたくをやめるということ

最近オタクを辞めるのはこういうことがきっかけなのかなあと思い始めたことがある。

4月に入って今まであまりうまくコミュニケーションが取れていなかった人と2人のチームになった。
今まではもう1人別の事業所在勤ではあったがいたので、なんとなく気持ちを分散させていたが、いざマンツーマンになると苦しさが今までの比じゃないほどになった。
その人に対して私はとにかく「こわい、話しかけられない」と言う気持ちが強くて、本当の本当に話さなきゃヤバイという段になってようやく話しかけることができるようになった。
そうなるまでに自分の中でいろいろあったけれどそれはもう事実かどうかも怪しいし(被害妄想もはなはだしいかもしれない)それはもう良いのだが、そんなストレスを抱え世の中何が楽しくて生きてたのかな?と途端に生きててつまらなくなった。
ジャニーズや女子ドルが好きでテレビや雑誌やコンサートを見れば「カッコイイ!」「カワイイ!」「好き!」となっていたのにこの2、3ヶ月は何も感じなくなってしまった。
熱しやすく冷めやすいから飽きただけじゃん?とも思うのだが、ピクリとも気持ちが動かなくなった。
雑誌も買わなくなったしTwitterの情報も見るのはほんの一部だしテレビもチェックしなくなった。
アイドル、ジャニーズを追いかけることはとても気力がいることで、自分のキャパシティを日々いろんな情報にヤキモキすることに割けなくなっていった。
なのでジャニーズなどは何ヶ月も前から舞台のチケットを確保していてチケットを取った時はものすごく楽しみで待ち遠しかったのに、いざその時(今)になると現場とはいえ「出掛ける」ことが憂鬱で休みがなくなること(私は家で1人でいることで回復をするタイプ。遊びでも出掛ける時は完璧な「オフ」ではない)が耐えられなくてあんなに楽しみにしていた舞台を観に行かなかったりした。
観劇したら楽しいだろうことはわかるが「移動」と「観劇時間」の拘束が耐えられなかったのだ。
ここから先、また気持ちが回復したらきっとこの「行けたのに行かなかった」ことを後悔する日が来るだろう。それは過去の自分を振り返れば容易に想像できるのだが。
今、別のチームに異動するための引き継ぎ期間でまた違ったしんどさはあるのだが、それもあと数週間、数ヶ月間のことだと思えば近いうちに気持ちが回復するかもしれない。
そうすると今の雑誌もテレビもCDも追いかけていないチケットも確保していないことを後悔するだろう。
それでもやはり「今」少しでも心が波打たない様に過ごしたいと思う。

そんなことを言いながらも全ての趣味に無感動になったわけではなくて、お笑いライブに行く頻度はこの数ヶ月で上がったし、お笑いを見て笑ってる間は本当に楽しい。
ゴールデンウィーク恒例のコナンの映画見てはテンション上がってた。
なのでただジャニーズ熱が冷めているだけでこのままジャニオタフェードアウトなのかもしれない。
それはまだ気持ちの余裕がないので定かではないけれど。もし気持ちが元気になってもこの気持ちのままならジャニオタを辞める時なのだろう。

#ジャニーズ #アイドル

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