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2021年8月闘病記 No.2

薬も飲まずやったことは
波動療法、今やyou tubeは宝の山、いろんなHzのものがあって気に入ったものをかけていた。

そして熱が出て、下がる度に、少しずつ自分が強くなっているような気がしてきた。

それでも咳が続き、死んでしまうのではないか、と思うくらいの咳き込みでなかなか休まらない。
喘息とはこんな感じなのか、と思った時、喘息を克服した人の話を思い出した。

ひとりは中学で喘息で入院した時、優しくケアするはずの看護師さんが放った厳しい言葉で治るきっかけになった、と言うのと

ぜんそく道場というのがあって、そこに送り込まれて治ったという年配の人の話。
そこでもケアとかではなく、逆に根性を鍛え直すような手法だったと聞いた。

これは逆の発想で面白い、と思って、早速その朝、水をジャンジャン浴びて身体をバシバシ平手で叩いてみると、なんだかすごく浄化されたようでスッキリした。
冷水はすごく良いようだ。

闘病2週間、夫が一進一退を繰り返す私を心配して「呼吸器系の専門医」か「治療院」に行かないか、と言ってきた。
私はなかなか自分に合う医者には出会う確率が低いので、友人お勧めの治療院を予約して尋ねてみた。

玄関を開けると大音量のラジオ。
病んだ身体には厳しい・・・心半分萎えるが、
出てきたおっさんが見立ててくれて、身体のあちこちを押したりほぐしたりする、そして黒いゴムテープで補修してあるような昭和な器具を使って体に振動を加えること2時間。
面白いが、手が行くところは私が本当にケアを欲している場所でブレずにビンゴで、手技や行いはかなり雑なのだが、ハズレはない。
トークが時々うざかったりもするが、そんなことはもうどうでもいい、
呼吸がどんどん楽になっていった。
帰ると不思議と咳が出ない。夜も非常に楽に過ごせた。

効果に驚いて、翌日も伺った。
おっさんは、なんと!!!全て自己流だと言う。
唯一、習ったのは比叡山のお坊さんからだそう。
お坊さん達は山から降りられないので互いに癒す方法を知っているとのこと。
ご自身がとにかく何十年も、あらゆる病気や怪我や事故、痛みに悩まされ、病院をいくつもはしごしてきたおっさんは「ここに行けば治る」と言う情報を元に福島県を訪ね、この機械と出会った。2週間で治す、と言われ結局5ヶ月かかったがその病気を克服、以来、全部自分で自分の痛みやトラブルを克服する方法を編み出してきてそれを応用している、と言うのだ。
自分の強みは患者さんの痛みや苦しさがわかること。

今も毎年、死ぬかと思うような新しい病気を体験し続け、データベースを蓄積しているらしい!
すげえええ!人間臨床試験機のようだ。

どうりで枕にはタオルやカバーもないし、ここに寝るんですか?的な感じでいわゆる接客の丁寧さはないけれど、何せこのおっさんは「結果を出せる」
シンプルでカッコええんじゃないか、と私は「おっさん」から「先生」と呼び方を変えた。

と言うわけで、何やら私の回復には光明が差してきたような気がします。
多分、治るじゃろ。

※ちなみにおっさんの前世が見えた。
戦国時代、おっさんは屈強な武士だった。
敵の足をへし折る、喉を突く、腹を割く、目をくりぬく、
その強さで名を上げて、武将に大変重宝されていたのだ。
けれど、今回は自分が傷づけた人たちを自分の体の痛みを持って、治していく。
そんなお役割に徹しているようです。
私も過去世でおっさんに首でも斬られたことがあったのかしら。
とにかく、面白いご縁に感謝の気持ちいっぱいです。


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