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暑い日に歩く

やめた方がいいかもと思いながら、暑い時間帯に歩くことになりました。ショッピングセンターから家まで歩いて40分ほどの距離。歩行者専用の道が長く続き、両わきには桜の木がずーっと植えてあります。春はもちろん桜の花が咲き、花見を楽しむ人でにぎわいますが、花が散って初夏の季節になれば緑の葉が日差しをさえぎって、道に黒い影を落とします。

明るい光と黒い影のコントラスト。

帽子をかぶってできるだけ日影を歩くものの、汗がじわりと吹き出してきます。道すがら通りかかる公園で一休みして、自販機で飲み物でも買おうか考えながらいやいや、まだ大丈夫と帰り道を急ぎます。

わきを駆け抜けて行く自転車、真っ黒に日焼けした少女の首筋が見えました。夏の暑さなんてものともせず、外を駆けまわっていたころがなつかしいです。今ですと、無防備に駆け回るわけにはいかない暑さですが、子どもが元気な様子を見ると嬉しいですね。そうかと思えば私の後ろでは、年配の夫婦がにこやかに笑いながらゆっくり歩いています。


ショッピングセンターでは思いもかけず、福祉施設が出店していました。パンやお野菜、お花に木工品。施設で作られた製品が、折り畳みテーブルの上に、床の上に並んでいました。私はしいたけを買おうか迷いましたが、ジャムをひとつ買うだけにしました。夏みかん+苺です。どんな味がするのかな。他にもマーマレードと苺味がありました。帰ってから急いで冷蔵庫に入れました。

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