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夏休みのこどもたち

朝、ウォーキングをしていると、お父さんやお母さんと一緒に、歩いている子どもたちを見かけるようになりました。川のそば、細い道路を歩きます。川の反対側には緑の田んぼが広がり、川から田んぼ用の水をホースでくみ上げています。古くからこの土地に建っているお家もありますので、近所に住んでいる方の自家用車、農業されている方の軽トラックがたまに通り、道をあけるために草の茂った場所によけることもあります。

夏休みだからだろうなと思いながら、子どもたちが歩いている姿を眺めていると、ふと自分の幼い頃の姿が子どもたちの姿と重なったような気がしました。そして、そこは今私が歩いている場所ではなく、母方の祖母の家の近所まで重なって見えました。

今では新しい家も増えましたが、古い家と狭い道、迷路のような町の中を子どもの私は駆け回り、探検していました。

母方の祖母の家に泊まる時は、2週間近くいることもありました。長期間滞在するので、叔母や叔父がやって来て従姉妹と一緒に大騒ぎすることもありました。広い畳に雑魚寝をするように、夜はごろごろ転がって大勢で寝ています。

子どもだからっていうわけでもありませんが、朝早く目が覚めるとTVを観たり、大人を叩き起こすこともありました。

朝ご飯を食べてすぐに外に遊びに出たり、朝早い場合は大人と一緒でないと出掛けらないのでじりじりしていました。

ウォーキング中に出会った家族を見ていて、懐かしい気持ちに襲われました。



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