一の段

俳句を始めました。俳句や映画や本について書いていきたいです。

理を求めて

ずっと前に、とあるサウナでおじさんたちがゴルフの話をしていた。

「身長が大きければ球は飛ぶやろ。俺は背が小こいからな」

「小柄な人はそうとう理にかなった動きをしていなければあかんわな」

聞きながら、人には向き不向きがあると思った。努めずとも自然とできてしまうことを「才能」と呼ぶのかもしれない。また「小成は大成を妨げる」という言葉もあって、おそらくこれは、才能のままにあれこれこなせてしまうがゆ

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表裏一体、問いを裏返す

ヘッドライトの光の中を降る雨は線香花火みたい。ハッとするほど綺麗でした。おはようございます、こんにちは、こんばんは。ネットはラジオと違って、いつでもアクセスできるので、挨拶の仕方が難しいです(今日の日記は短いので、挨拶文を付けてみました。水増し)。

以下本題。

集中することについて考えるとき、僕は「どうすれば集中できるのか?」という事ばかりを問うてきたけど、「集中できていない状態をどのようにし

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ハピネスに嵌まり込む

むなしさをめぐる一連のお話とはあまり関係のない、本日の考え事。

桐野夏生さんの『ハピネス』を読んでいる。ママ友との交流を通して、主婦の荒野めいた内心を描いている。今、二章の真ん中ぐらいだ。ビックリするような事件は起きていない。非日常的な出来事もあるにはあるが、それだって世の中にはきっとありふれているであろう規模のものだ。では、淡々とした平板な話なのかと言えば、まったく違う。喩えて言えば、昇り続け

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無知の知

今までの一連の流れとは関係のない(ひょっとしたら、あるかも)、本日の考え事。

かの有名な「無知の知」という言葉の教えるところは「私には知らないことがある、と気付くことが学びの始まり」であろう(そう僕は理解している)。でも、実はここには微妙な問題が潜んでいる。

知らないこととは、いくばくかの知識を並べていくと顕わになる空白の部分だ。パズルを埋めていくとピースの欠けている部分に気付くのに似ている。

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前回今回、実はボツ

前回の日記は、途中で「そう言えばこんなことをしていた」「アレはここからはじまっていたのだ」などと過去の抽斗を次々と引くのに夢中になってしまい、肝心のことが抜け落ちてしまったような気がする。では、その要諦とは何かと問われれば、一つは「むなしさの付け入る隙のない楽しさとは、つまり夢中になれること」これです。

「人生ゲーム作戦」の本質は「人生はゲーム感覚で臨めば、すべてが楽しくなる」だった。でも、これ

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人生ゲーム作戦

「むなしさにどう対処していくのか」という大きな問いをめぐってしばらく書いてきました。まだまだこの話は続きます。僕なりの回答の一つは「今ここにいる自分に集中していく」でしたが、実はここに至るには前段階があるので、今日はそれについて。

楽しければむなしさは感じない。ある日、僕はそのことに気付いた。心底から楽しいことに取り組んで、心身が充実しているひとときがある。ならば、その気分をずうっと引き伸ばして

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