見出し画像

第一回キャリアプログラム【情報収集グループ】2023/12/1

先日はキャリアプログラムの情報収集グループの第一回ということで、以前デリゼミで講演していただいたBCG出身、進藤さんの推薦図書『論点思考』をテーマとして扱いました。

 私たち東京大学Diligentでは、本Aセメ月曜6限(19:00〜)開講されているこのゼミの他、東京大学の学生のキャリア形成に役立つ様々な活動を行っています。活動に興味のある方、入会を検討されている方、こちらのゼミに参加したい方(途中参加も歓迎しております。)はぜひ、東京大学Diligent公式ホームページをチェックしてみてくださいね。

担当者二人が事前に本を読み、その内容をスライドに要約し、他のメンバーに発表・説明しました。聞いていたメンバーからの質問も受けつつ、理解をより深めました。
以下に本書で論点思考について説明された部分のエッセンスを共有しておきます。気になった方はぜひ手に取って読んでみてください!

論点 = 解くべき問題、課題のこと
論点≠現象・観察事実(ex少子化)

論点思考=解くべき問題を定義するプロセス
①論点候補を拾い出す
②論点を絞り込む
③論点を確定する
④全体像で確認する

特に
Ⅰ解決できるか、できないか
Ⅱ解決のしやすさ
Ⅲ解決したときのインパクトの3点を検討し、"筋の良い論点"を検討したい


全体で論点思考の要点をつかんだ後は、二つのグループに分かれて、以下のケース問題に挑戦しました。

あなたは製菓メーカーの経営企画部員である。
上司の役員から経営戦略立案を指示された。
「最近、原料費が上がっていて、今期赤字になりそうだ。なんとかこのコストの問題を解決してくれたまえ」といわれた。
さて、あなたはどうアプローチするだろうか

論点思考より

本書の重要な内容の一つでもある、「それが解くべき問いなのか」という意識を各グループ意識して話し合い、20分後にそれぞれ発表しあいFB しました。どちらも、解くべき論点が何なのか、適切に話し合った結果、効果的な施策を打ち出していました。

一回目の開催ということで初めて話すメンバーもおり、最初は自己紹介から始まりましたが、帰り道はみんなで笑いながら楽しく話せて楽しかったです。実りある良い時間になりました!次回も楽しみです!

文責:香川

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?