泣いてる君に言いたい。歴史は君を殺せない。

泣いてる君に言いたい。

「はずだった」と「べきである」は
全くもって別物なのだと。

君には、
ガリ版で書く義務も無いし、
蓄音機で聴く義務も無い。
ましてや原始人の後追いみたいな
死に方をする必要も無い。

君は今を生きている。

本来なら云々なんてのは
ただの幽霊なのだから、
生きてる君が明け渡すべきものは
何一つ無いのだ。

そもそもかくいうあいつらだって、
眼鏡を掛けているし、
銀歯も入れているじゃないか。

歴史は君を殺せない。

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