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ロシア演劇(アントン・チェーホフ、コンスタンチン・スタニスラフスキーなど)日露演劇交流史などを研究しています。演劇のお手伝いなど、お声がけください。ただし、タダ働きはしません。非常勤でその日暮らしのため、お金が余って仕方がない人、支援をしていただけると嬉しいです。

演劇学の鳥瞰図を考える(更新中)

この文章は私のとりとめもない考えをダラダラと書いているものです。その点をご承知おきください。

演劇研究と一口に言っても、そこには無数の切り口があり、さらにそれぞれの切り口にも歴史があり、研究の流行り廃り、新たに誕生する分野、逆に消えてしまった分野、さらには研究単独ではなく他の研究からの影響や対立、融合も起こっている。

ちなみに、この記事は、はてなで以下の文章などが発端です。
音楽の哲学にはどの

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『俳優の仕事』3章 行動、「もしも~だったら」、「与えられた状況」1


 今日私たちは、小さめだが設備が完備された学校の劇場がある部屋に集められた。
 先生は教室に入ってくると、みんなを注意深く見回してこう言った。
 「マロレトコワ、舞台に行って」
 私には可哀想なあの娘を襲った惨劇を詳しく描写するようなことはできない。その場であたふたし、足は滑りやすいフローリングの床で左右に開いてしまい、彼女はまるでセッターの子犬みたいだった。ようやくみんなでマロレトコワを捕ま

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【舞台の感想】新国立劇場『かもめ』演出:鈴木裕美

作アントン・チェーホフ
英語台本トム・ストッパード 翻訳小川絵梨子 演出鈴木裕美 美術乘峯雅寛 照明沢田祐二 音響長野朋美 衣裳黒須はな子 ヘアメイク宮内宏明 演出助手伊達紀行 舞台監督村田 明
キャスト 朝海ひかる 天宮 良  伊勢佳世 伊東沙保 岡本あずさ 佐藤正宏 須賀貴匡 高田賢一 俵木藤汰 中島愛子 松井ショウキ 山﨑秀樹 渡邊りょう

新国立劇場による『かもめ』はオーディションによって

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(翻訳)初校版 A.チェーホフ「桜の園」四幕の喜劇

注:各幕のものをまとめたもので内容は同一です。まとめ買いだと300円お得です。上演で利用の際は別途ご連絡ください。

4幕の喜劇
登場人物
ラネーフスカヤ(リュボーフィ・アンドレーヴナ) 領主
アーニャ ラネーフスカヤの娘、17歳
ワーリャ ラネーフスカヤの養女、24歳
ガーエフ(レオニード・アンドレーヴィチ)ラネーフスカヤの兄
ロパーヒン(エルモライ・アレクセーイチ)商人
トロフィーモフ(ピョー

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(翻訳)A.チェーホフ「かもめ」四幕の喜劇

かもめ 4幕の喜劇

登場人物
イリーナ・ニコラエヴナ・アルカージナ 結婚時の姓はトレープレワ、女優
コンスタンチン・ガヴリーロヴィチ・トレープレフ その息子、若者。
ピョートル・ニコラーエヴィチ・ソーリン アルカージナの兄。

ニーナ・ミハイロヴナ・ザレーチナヤ 若い女性、裕福な地主の娘。

イリヤ・アファナーシエヴィチ・シャムラーエフ 退役陸軍中尉、ソーリン家の管理人。
ポリーナ・アンドレーエ

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