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SONY A6700に「もの申す!」

Bonjourボンジュー
フランスの地方都市からこんにちは
SONYから約4年ぶりのAPS-Cクラスの新モデルA6700が約一ヶ月くらい前にに発売されましたね。
全くノーマークで、気にも留めていなかったのですが……新モデルに対するポジティブな意見思いが時間と共にふつふつと沸いてきました。
そんな思いの中の発見、魅力を、初心者目線で書かせてもらいます♡


初心者 現在進行中!

NEX-5

12年前に購入したNEX-5という部屋の片隅で眠っていたモデルを引っ張りだし、ここ数年、写真を楽しみながらうまくなりたいという思いで写真に向き合い、撮り続けています。
このモデルはミラーレスの開発初期に登場した当時「世界最小、最軽量」(@287㌘ 1420万画素)と謳われたモデルです。まだ「Eマウント」が「新開発」といわれた時代ですね。

SONYサイトから引用

写真を撮り慣れてきたここ最近、確固たる実感はありませんが、時々(何十回に一回?)お気に入りが撮れるようになって、自己満足の頻度が多少増えてきました。このカメラにこだわりがあるわけでは無く、先立つものがないので使い倒しているだけなのですが、その延長に「そろそろ新しいカメラ……」なんて思いがチラホラしています。
SONYカフェなどの写真サイトで、いろんな方の作品を見ながら出た答えは、APS-Cを卒業して「フルサイズ」を使ってみたい、でした。
なので、型落ちのA7SⅡあたりを新品で購入しようと準備していたのですが、今度のAlpha6700のインプレッションや性能を見て、新しい思いが芽生えました。

そもそもなんでフルサイズが欲しくなったのか?

解像度と暗所の耐性(センサー性能)に魅力を感じました。そしてフルサイズを使えばもっと技術的に旨くなるのでは?という期待感が大きかったのです。
しかし、いま何を撮りたいのか?を自問自答すると、「何でも撮りたい」んです。
風景が多いですが、家族(人)も撮りたいし、動物やモノ、出かけた先で出会う何か!夜も使いたいですね!
欲を言うと動画もカメラで撮れたら、嬉しい。。。
この欲求はA6700のセンサー性能、解像度、新AFが有り余るほど満たしてくれます。

もちろん型落ちのフルサイズでも上記は撮れます。(動画に関しては新製品に部がありますね)
一つ自分の中でフルサイズでネガティブなポイントが「大きさ、重さ」。
これは今使っている機材が300㌘に満たない軽さ(今の時代では軽すぎ!)で携帯性も良いのでいつも持ち歩いています。この感覚が染みついているので、実物のフルサイズを見ると「でかさ」に圧倒されます。(人が持っているのを見てもなんとも思わないのですが)
いまは上達のために沢山いろんなシチュエーションで撮りたいので、できるだけ軽くしたい……
でもファインダーがレンズ位置にあるあのフォルムはかっこいいですよね!


A7cという存在


A7c

とはいえ、Alpha7Cというモデル、これはフルサイズでありながらAlpha 6700と数十㌘しか違いがありません。
このC(コンパクトモデル)は最近 新型(C-ⅡとC-R)が出たので、旧モデルは安くなるはずです。
現状ですでにAlpha6700より安く買えることが分かりました。


個人的なポジティブポイントA6700

重量のコンセプト

Cの位置づけが後継機登場で値崩れし、価格的に、そして重さ的にAlpha6700と遜色ないので迷いどころなんですが、Alpha6700の気に入ったところが一つあります。
旧モデル(6600)より新モデルがわずか数㌘ほどですが軽いんです。これってすごくないですか?普通NEWモデルって「でかく」「重く」なりますよね!?
自分も技術屋の端くれ、作り手なので、A6700開発の中で「新機能、コンセプト」を盛り込みつつ旧モデルの重量より軽くするというのは、技術者の意気込みなのか、会社の至上命題だったのか、分かりませんが、メーカーの方向性を感じました。このスペックを知ったときに、「今後、SONYのコンセプトの中でAPS-Cの性能をどんどん進化させて、フルサイズももちろん進化するのですが、その差が縮まる方向に技術が発展するのでは?」と妄想が膨らみました。(たまたま軽くなっただけだったらゴメンナサイ💦)
けっして入門モデルといわれているクラスで手を抜かず作り込んだAPS-Cのプレミアム機としての誇りを感じました。

富士フイルムのカメラ

APS-C機の存在はSONYのラインナップの中ではフルサイズの1ランク下にカテゴライズされるのですが、富士フイルムというカメラメーカーは、フルサイズがラインナップにありません。APS-C市場で戦っています。この富士のカメラとの性能比較も興味をそそります。A6700に関しては遜色ない性能です。

APS-Cとフルサイズ用レンズのコンビネーション

実はフルサイズ用レンズをNEX-5と共に使っています。これは将来のフルサイズ機への乗り換えを見越して、という意味合いもあるのですが、実はレンズの性能、解像感の違いを知りたくて試しながら使っています。レンズの違いはどのように写真に影響するのか?
使った印象は、もちろん解像が良いと感じることが良くあります。レンズに未熟な技術が助けられる、といった方が良いかもしれません。
そしてAPS-Cの画角でクロップされるので、レンズ中央の美味しいところだけを使っている、と考えるとAPS-Cにフルサイズ用レンズは大いに有りだなと思います。

フルサイズのデータ量

もちろんデータ量が増えるので、現像や写真の保管にもう一工夫が必要になりますね。データが今のNEXより増える量が少ないのはAPS-C(A6700)の魅力でもあります。

性能

一般的な評価では、APS-Cがフルサイズに性能で勝ることはないのですが、自分の使い方、撮りたいモノを前提にすると、比較のものさしがもちろん変わります。そしてそれをどう楽しめるか?を考えるのは楽しいですね。
ユーザーの技術の向上に一役買ってくれるのはAPS-Cモデルでも必要十分以上であると言う考えが、今回のA6700の登場で固まりました。市場の評価基準はやはりフルサイズなので、ちょっと肩身が狭い思いをするかもしれませんが、もしフルサイズを買って、自分の技術が足りず気に入る写真が撮れなかったら悲しいですからね 笑

価格

くわえて大切な要素ですが、APS-Cの価格がフルサイズに比べて圧倒的に安いので、これは最大のポジティブポイントというか、正直趣味でフルサイズ価格には手が届かない。負け惜しみで言うと、良いグレードのレンズを買いたいので本体価格は抑えたい、という思いも強い💦です!

A6700に「もの申す!!」

さて、色々書きましたが、A6700にもの申す!!
フルサイズが欲しいという欲求が自分の中でひっくり返った新モデル性能の進化は必要十分。性能以上に「APS-Cの未来が明るい」という要素を勝手に見つけてしまったので、自分の所有欲はしっかり満たされることでしょう。

数年前と比べると€が¥に対して非常に強いので、「時は来たり」と勝手に思い込んでいます。そんな矢先のA6700の登場、そして自分の中でフルサイズ機を越えました。
どうやって日本市場で「€換算の¥」で購入するか、これから悩もうと思います!

それではまた!アビアントゥ!à bientôt !!

https://www.instagram.com/utk_42/?hl=ja

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