「何やってもうまくいくとき」と
「何やってもダメなとき」があります。

何やってもうまくいくときは、好循環のサイクルに入っているときです。

自然とやる気も元気も出てくるし、考え方も行動も積極的になります。その結果、また成功を生み出します。すると、前向きな気持ちと活力につながっていきます。

一方、何やってもダメなときは、悪循環のサイクルに入っているときです。

うまくいかないことが続けば、心が萎縮し、やる気も元気も出てこない。頑張ろうとしても、穴の空いた風船のように、どこか力が抜けてしまいます。

一生懸命やっているつもりでも、実は力が十分に発揮できていないのです。だから、結果が出せないのです。ますます消極的になり、活力は小さくなっていきます。

好循環と悪循環は正反対のサイクルですが、入り口のところではあまり差はありません。

例えていえば、Y字路のようなものなので、二股に分かれている道の一つが好循環、もう一つが悪循環で、進めば進むほど離れていきます。

初期の段階では気づきにくく、気がついたときはすっかり好循環の波に乗っかっているか、どっぷり悪循環の穴に陥っていることが多いのです。

最も、何をやってもうまくいくときは

うまくいっていることを楽しめばいいのです。

それが好循環の波を長続きさせるコツです。

問題は何をやってもうまくいかないとき、つまり悪循環のサイクルに入ってしまった場合です。

では、どうしたら悪循環から抜け出せるか？

基本となるのは、「無理をしない」ことです。

気長に構えること。焦りは悪循環を加速させる要因になるからです。

頑張ってもいいが、頑張りすぎてはいけない。

これが悪循環から早く脱出する方法です。