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10000日記念日に寄せて、10000字のファンレターを。

まえがき

ここまで足を運んでくださってありがとうございます。本日2023年10月12日、nethさんの生誕10000日を記念して、nethさんへの溢れるお祝いの気持ちを表現するために筆を執りました。nethさんを既に知っていらっしゃる方も、そうでない方も楽しめるつくりにしたつもりですので、ご興味を持ってくださった方はどうぞ最後までお楽しみください。

nethさんとは?

nethさんとは国内指折りのプロゲーミングチーム、Crazy RaccoonのVALORANT部門に所属するプロゲーマーです。

VALORANTとは

VALORANTはRiot Games社が提供する5対5で戦うFPS。

個性あるエージェントを操り、爆弾(スパイク)を設置する側(攻撃)、それを阻止する側(防御)に分かれて攻防を繰り広げ、攻撃側は時間内に爆弾を設置し、爆発させれば勝利。防御側は時間内に設置されないか、設置された後に爆弾を解除すれば勝利というルール。また、設置前に相手チームを全滅させたり、設置後に相手チームを全滅させたのちスパイクを解除したりしても勝利となる。

攻防は12ラウンドごとに入れ替わり、最終的に13ラウンドを先取したチームが勝利となる。

CR VALORANT部門の頼もしいリーダーにして日本VALORANT競技シーントッププロプレイヤーの一人。全ロールを非常に高い水準で巧みにこなすフレキシブルな素晴らしい選手です。競技シーンでの豊富な経験から繰り出される、頭を使った技巧に優れた賢いプレイが特徴。笑って泣いて素直に感情をさらけ出して挫けず前へと進んでいく姿は多くの人の心を揺さぶります。競技シーンでのクールな仕事人ぶりと配信での面白愉快なお兄さんのギャップに初めて配信を見た人は驚くとか。温かく楽しいnethさんの配信に是非足を運んでみてください。

YouTubeチャンネル(動画):https://www.youtube.com/@neth

Twitch(配信):https://www.twitch.tv/neth3

10000字のファンレター

nethさんへ
nethさん10000日記念日おめでとうございます!生まれてから10000日の今日をnethさんが無事に迎えられたこと、1ファンとしてとても嬉しく思います。

今回はnethさんが生まれてから10000日記念日ということで10000という数字にかけて10000字のファンレターを書くことにいたしました。10000字もあるファンレターなんてそうそうないと思いますし、お読みになるのもとても大変だと思いますがよろしければお付き合いいただけると幸いです。長いのでゆっくりとくつろぎながら好きな時に好きなようにお読みください。

まずは私がnethさんのことを知ったきっかけをお話ししたいと思います。

私がnethさんを知ったのはCptさんとMondoさんが出演する切り抜き動画がきっかけでした。たまたまおすすめに出てきたnethさんとCptさんとのほのぼのとしたやり取りを切り抜いた動画に心が和んで自然と笑顔になり、この人のことをもっと知りたいと思って初代のnethさんの切り抜きチャンネルに足を運んで、そこで大好きなMondoさんの名前がタイトルに載っていた切り抜き動画を視聴しました。

その動画でのnethさんの軽妙な話運びや、真面目な声のトーンの中に滲むユーモアがすごく心地よくて面白くて、この切り抜き動画を皮切りにnethさんの切り抜きチャンネルの動画を見漁りました。「CR 皿洗い部門のnethです」の一言が今でも鮮明に記憶に残っていて、思い出すたびにふふっと笑みがこぼれます。

そのタイミングがちょうどnethさんが2021 VCT championsに出場されていた時期でした。その時私はMondoさんをきっかけに知ったCR APEX部門を応援していて、VALORANTというゲームのことを一ミリも知らず、フォロワーさんのすすめるがままにVCTを視聴しました。ルールも出場している選手のこともほとんどわからない中で視聴しましたが、実況解説陣の分かりやすく熱量の溢れる実況と、目まぐるしく展開が変わっていくVALORANTというゲームに、確かに私はその時魅せられました。

そうしてCR VALORANT部門のことを知りたい、応援したいと思った矢先にCR VALORANT部門から多くの選手が脱退したとの知らせを聞き、どうしようもできないその出来事に寂しい気持ちになりました。

来年からは、必ずCR VALORANT部門を応援するぞと意気込み、まずはnethさんのことをもっと知ろうと思い、nethさんの配信に足を運ぶことから始めました。

そしたら配信がもう面白い面白い。配信の柔らかくて穏やかな雰囲気や、nethさんの発言の一つ一つが面白くてすっかり虜になりました。nethさんとリスナーさんが双方向で作り上げる素敵な配信の在り方が好きだなと思ったし、何よりとても居心地がよくて時間がある際にはnethさんの配信を追うようになりました。

そしてCR VALORANT部門に新しいメンバーがやってきました。初めは加入動画を見るだけにとどまっていたのですが、これもまたnethさんの切り抜き動画をきっかけにメンバーの皆さんそれぞれの魅力やCR VALORANT部門というチームの魅力を知り、このチームを応援したい!という気持ちが膨れ上がり、2022 s1から私はCR VALORANT部門を応援し始めることになります。

ここからは私が追いかけてきたCR VALORANT部門の軌跡を振り返っていきたいと思います。

VALORANTというゲームタイトルすら知らなかった私が、熱狂しのめり込むほどの大きな魅力がVALORANTの競技シーンにはありました。いつもnethさんが配信で見せている姿と、競技で見せる姿のギャップに強く惹かれたし、何よりVALORANTというゲームに真摯に全力で挑むnethさんの姿はいっとうかっこよくて心がとらわれ目がくぎ付けになりました。

そうして夢中で試合を追って全力で応援している間に2022 s1はあっという間に過ぎてCRは国内2位という結果に終わりました。新生ZETAの勢いは止まらず、いつもCRを阻むその強さを恨んだほどに途轍もなく強かったです。祈りを捧げる手を爪の跡が残るまで握りしめたり、勝利を祈願するために神社に足を運んだり、全力で応援していたからこそ、試合直後のnethさんの配信に足を運んだ時は悔しくてたまらなかったです。

でもnethさんの配信に集まったCR VALORANT部門の皆さんは悔しさをにじませながらももう前を向いていて。少ししんみりとしながらも笑顔があふれる和やかな配信にだんだん心が回復していくのを感じました。皆さんでMunchkinさんの誕生日を祝ったり、射撃場のハードモードで競ったり。あの時の配信を、私は一生涯忘れないと思います。多分この時、私はCR VALORANT部門の皆さんを応援し続ける覚悟のようなものを決めたんだと思います。

そして物語は2022 s2へ。チームの中核であったMunchkin選手がCRを脱退し、大好きなチームから大好きな選手が去るという経験を始めてした私は寂しくて不安でたまりませんでした。2022 s2はどうなってしまうんだろう。世界で3位という大偉業を成し遂げたZETAに新生CRは敵うのだろうか。失礼ながらそんな不安を抱えながら日々を過ごしていました。

そして発表されたrionさんのロスター入り。その時私は恥ずかしながらrionさんのお名前やプロゲーマーとしてのキャリアを存じ上げなかったので、CR公式から出た動画を拝見して、競技シーンに戻ってきた方がいらっしゃるんだなという認識にとどまっていました。rionさんの強さは私の中で未知数で、実際に試合を観戦しても2022 s1に比べるとまだ粗削りな部分が目立つチームに不安を抱えていたのも事実です。

そんな中で始まった2022 s2のブートキャンプ。このブートキャンプを経て、私は2022 s2の選手5人とコーチのことが、CR VALORANT部門というチームのことがもっともっと大好きになりました。ブートキャンプ初日から憧れのrionさんと行動できて心底嬉しそうなMeiyさんの姿や、Astellさんの真似を二人で披露するnethさんとpopogachiさん、ブートキャンプの場で配信するMeiyさんの配信に映り込むメンバーの姿にやかましくも楽しそうな声の数々、選手としてだけでなく、人間としての魅力もひしひしと伝わってくるブートキャンプでのCR VALORANT部門の皆さんの姿にますます応援の気持ちが強まっていきました。

そしてやっとの思いでつかみ取ったさいたまスーパーアリーナへのチケット。何度も立ちはだかるNORTHEPTIONやさいたまスーパーアリーナ行きをかけた最終戦でのBBとの死闘。さいたまスーパーアリーナにたどり着くまでの道のりは決して順調ではなかったけれど、試合を進める度とにめきめきと強くなっていく皆さんを応援するのは格別の喜びでした。

迎えたさいたまスーパーアリーナでの負けられない戦い。立ちはだかるNORTHEPTIONの壁はあまりに厚くて。神でも悪魔でも祈れるものには何でも祈ったし、スティックバルーンが破裂しそうなほどぎゅっと握りしめて叩いて必死に応援の気持ちを送り続けました。あの時の選手として、CR VALORANT部門のリーダーとして、いろいろなものを背負ってステージに立ったnethさんの鋭い眼光は今でも脳裏に焼き付いています。試合が終わって、CRの敗北が決定した後のことはあまり覚えていません。周りから聞こえるどんな雑音も聴きたくなくてイヤホンをつけて音楽をガンガン流しながら帰った後の私は抜け殻で、何とか次の日に試合にも足を運んだけれど心ここにあらずの状態でした。

NORTHEPTIONの優勝を何とか見届けて家に帰った後は、あまりに悔しくて熱を出すという初めての経験をしました。応援しかできないファンという立場の無力さを嫌というほど味わって、悲しくて悔しくて辛くてたまりませんでした。そんな中で投稿されたnethさんの「CSGOやってた頃なんてずっと優勝できてなかったしこんなところで諦めないよ。誰よりも負け慣れてる」というインスタの投稿に心を支えてもらい、心も体も徐々に回復していきました。こちらが応援しているはずが、いつも選手の皆さんにたくさん励まされているしたくさんの勇気や元気といった素敵なものをいただいてばかりだなと痛感しました。

そして息をつく間もなく始まった2022 LCQ。体調不良者が続出するCRを不安視する声も多かった中、初戦から優勝候補筆頭の韓国リージョンのDWKと対戦。フルマップに及ぶ一進一退の熱戦にリアルタイムで観戦していた私は心臓がはちきれそうでした。そんな中でnethさんのプレイはひときわ輝いていて。重力なんて関係ないかのように軽やかに飛び回り、鮮やかに敵を殲滅する最高に強くて巧いnethレイズの虜でした。バインドのAサイトで巧みにブラストパックを使って華麗に魅せたキルを、今も鮮明に思い出せます。rionさんと共に年長組としてチームを支える気迫あふれる戦いぶりのあまりのかっこよさに時間を忘れて画面にくぎ付けになっていました。
しかし韓国リージョンはもちろん、当時はリーグが分けられていなかった中国リージョンの強さは異次元で、NORTHEPTIONとの再戦にも惜しくも敗れ、2022 CR VALORANT部門はその旅路を終えることとなりました。この時から敗者インタビューが導入されて、試合後すぐに敗北し憔悴した皆さんの悔しさの滲む姿を見ることになって、まざまざと「敗北」の二文字を突き付けられて苦しくて苦しくてたまらなくて。弱い私は一度すべてをシャットアウトしました。この戦いを消化するのにかなりの時間がかかって、1か月以上経ったころ、やっとnethさんの配信に足を運べるようになって、VALORANTに関われるようになりました。

そして発表されたrionさんの競技シーンからの完全引退、リーグからの落選。なんでこんなにもCR VALORANT部門の前には試練が立ちはだかるのかと泣きたい気持ちでした。でも、それでも腐らずに前を見据え優勝という目標に向かって牙を研ぎ続けるCR VALORANT部門の皆さんの姿に私も前を向こうと思えました。

2022年11月ごろのESLでのVALORANT Clash of Nations Qualifier Japan/Koreaで2023 CR VALORANT部門のロスターが初試合をした時のこともよく覚えています。配信試合で惜しくも敗退したけれど、これからの成長と大きな伸びしろを感じさせる試合で来年度での活躍とロスターの正式な発表が楽しみでなりませんでした。

そして2023 CR VALORANT部門のロスターの正式発表。経験を積みCRに舞い戻ってきたMedusaさん、世界大会に出場した経験を持つ新加入のmakibaさん。今回も私はお二人のことを詳しくは知らず、新しいCR VALORANT部門の船出にただわくわくとした気持ちがそこにありました。

2023年も行われたブートキャンプ。2022 s2とはまた違った仲の良さ、チームの形にまた私はCR VALORANT部門の虜になりました。ブートキャンプで過ごす日が経つごとに加入したお二人のお人柄もよく見えてきて、コーチも含めた皆さんのことが大好きになりました。「We are family」という言葉も生まれて、常に切磋琢磨しあう信頼できる仲間であり、familyの言葉通り家族のように温かいチームの様子にたくさんの笑顔を咲かせました。

2023年1月に早くも始まったVCJ。2023 sp1、CR VALORANT部門は破竹の勢いで勝ち進んでいきました。苦しい予選でのFAV戦を乗り越えてからは、Main Stage、さらにPlayoffに至るまで戦いはびっくりするほど順調で、逆に怖いくらいずっとずっと強くて。プレッシャーすらはねのけて圧倒的な強さを見せつける皆さんを応援していて凄く楽しかったし、どんどん成長していく皆さんを応援できることが嬉しくてたまりませんでした。2023 sp1、優勝することを心から信じていたし疑っていませんでした。

迎えた決勝。相手は初めは力を上手く発揮できなかったものの、総当たりの中で試合数をこなすごとにめきめきと頭角を現したFENNEL。私はCRがいつもの戦い方ができずやりたいことをすべて封じられたあの時間を未だに忘れられずにいます。最後のスプリット、やっとやりたいことができたラウンドの後で流れが作れそうだったところをつぶされたときのダメージは凄まじくて。そのまま3-0のストレートで敗北し、優勝して喜びを爆発させるFENNELを横目に立ち去る皆さんの姿を私がいたステージの反対側からは見ることすらできなくて。何もできない無力感を抱えながら、ただただ苦い気持ちでその場を去りました。敗戦後、舞台を去る際に鳴り響いた温かな拍手の音で涙を流したとnethさんが仰っていたのをあとで聞いたときは、涙が止まりませんでした。

その後2023 sp2でメンバーが変わらなかったことに安堵を抱きつつも、2023 sp2の道は2023 sp1とは打って変わって苦難の道のりで。たくさんの試練がCR VALORANT部門を襲ってきました。素晴らしいプレイや試合は多々あったものの、日本4位という結果は、届かなかった大阪は、あまりに辛くて。ここでもう世界への道が絶たれ、2023年が半分も経たないうちに2023 CR VALORANT部門の旅路が終わってしまうことが受け入れられませんでした。チームの内情なんて知れるはずもなくて、それぞれの事情で皆さんが苦しんでいたことを知らず、ただ信じて応援することしかできなかった自分の無力さが苦しかったです。

競技の振り返りはこんなところでしょうか。振り返ってみると笑顔よりは泣き顔が印象に残っているような、楽しいだけではない道のりでした。けれども、私はnethさんを、CR VALORANT部門を応援していて後悔したことは一度もありません。苦しい思いも、辛い思いもたくさんしたけれど、それ以上の幸福を、元気を、言葉にならないほどの素敵なものを私はnethさんから、CR VALORANT部門の皆さんからいただいているから。応援させてくれて、何度涙しても前を向いて立ち上がってくれてありがとうと伝えさせてください。

次はnethさんの好きなところについて語りたいなと思います。やっとファンレターらしくなってきましたね。
1つ目は、何と言っても素晴らしくかっこいいプレイング。
全ロールを非常に高い水準でこなし、個性溢れるエージェントを巧みに操るスーパーフレックスのnethさん。豊富な競技経験を活かした「巧い」立ち回りやプレイングはもちろん、私の体感では撃ち合いの強さも年を追うごとに進化していて、巧さも強さも兼ね備えたプレイングが素晴らしくかっこいいです。過去を振り返っても、今が一番強いと言い切れるnethさんのその強さと凄まじい努力量、心から尊敬しています。どのエージェントも巧みに操るnethさんですが、その中でもnethレイズは抜群のかっこよさを誇るなと思います。私がVALORANTというゲームのルールを満足に把握していなかった時から、重力なんて関係ないかのように軽やかに空を飛び回り、チームを先導して勝利への道を切り開き、鮮やかにキルを重ね、巧みにアビリティやウルトを使いこなすnethレイズの虜でした。VALORANTの知識がなくとも、そのプレイを見たら本能的にかっこいい!と思える華やかさとかっこよさがnethレイズにはあると思います。多種多様なエージェントを使いこなすnethさんのプレイングはいつだってかっこいいし、心惹かれます。初めて知ったVALORANTのプロゲーマーがnethさんだから、私の中でnethさんのプレイングは特別だし、とびきりかっこよくて大好きなんです。

2つ目は、抜群に面白く楽しい配信。
私がnethさんをここまで好きになったのは、とんでもなく魅力的なお人柄とその面白さがひしひしと伝わってくるnethさんの配信が大好きになったからというのが大きいなと思います。
ゆるく笑えて時に爆笑の渦を作り出す、穏やかに楽しく見ることができるnethさんの配信が大好きです。ちょけて奇声を上げることはあっても、めったに怒ったり声を荒げたりすることがないから、心が元気な時も、そうでないときも楽しく見ることができるところが好きだなと思います。選手として忙しい中でも、いつも楽しい配信を届けてくださってありがとうございます。
とびきりかっこいいプレイングが見られるランク配信も、新しい素敵な音楽と出会えるosu!配信も、ゆったりまったりいろいろなお話を聞くことができる雑談配信も、オフシーズンの普段見ることのできない別ゲーム配信も全て大好きです。あと、リスナーさんとの付かず離れずの距離での軽妙なやり取りも面白くて好きです。これからもnethさんの配信を心から楽しみにしています。

3つ目は、美しくしなやかな心。
少し概念的な話になってしまうのですが、nethさんはすごく心の形が美しいなと思います。美しく柔らかな宝物のような心を持つがゆえに何度も涙し、そして花のような笑顔を咲かせ。CR VALORANT部門のリーダーとして、競技シーンの一線を走り続けるトッププロプレイヤーとして、応援も期待もたくさんの重いものを全部全部背負って、飾ることなく等身大のnethさんのままで、何があっても折れることなく前を向いて歩き続けるしなやかな姿勢は私の瞳にはいっとう美しく映るし、いつも心を揺さぶられています。
そして、優しくなくても生きられるどころか、優しくない方が生きやすいようなこの世界で、それでも優しくあろうとするnethさんのことが私は好きだなと思うし、その真っ直ぐで柔らかい宝物のような心根を心の底から尊敬しています。私の中の、唯一無二の憧れです。
ただ優しくて温かいだけでなく負けず嫌いでプライドが高く、己の臨んだ結果を掴み取るその日まで何度も挑戦し続けるnethさんを、ずっと応援し続けたいなと思っています。VALORANTというゲームに真摯に向かい合い、日々凄絶な努力を重ね、熱く真剣に仲間とともに勝利に向かって歩み続けるnethさんの姿を見ていると自然と応援の気持ちが湧き上がってくるし、nethさんという人は知れば知るほどこの人をずっと応援したいと思わせる数多の魅力に溢れた人だなと思います。nethさんがいつか最高の舞台でとびきり素敵な笑顔を咲かせる時を夢見て、いつまでも全力で応援し続けます。

4つ目は、仲間やファンをとても大切にしているところ。
nethさんはすごく人を大切にする方だなと思います。
かつてのチームメンバーや現チームメンバーのお話をするとき、声に優しさや柔らかさが増してとても楽しそうに語られるので、一人一人を大切に思っていることがひしひしと窺えてお話を聞くたび胸がじんわりと温かくなります。仲間の実力への信頼も配信での言葉の一つ一つから強く感じられて、年齢やチーム関係なく素直に相手の素晴らしいところを褒め、評価するところも素敵だなと思います。
あと、仲間だけでなくファンのことも大切に思ってくれていることが一つ一つの言葉や行動からすごく伝わってきて。VALORANTというゲームタイトルが人気を博するにつれて、日々ファンが増え、選手として多忙を極めているにもかかわらず、一つ一つのリプライを読んでいいねを押してくださったり、折に触れてこちらに感謝の気持ちを伝えてくださったり、イベントなどであまり得意ではないにもかかわらず自分にできる範囲でファンサービスを頑張ってしてくださったり。いつも本当にありがとうございます。感謝をしてもしてもしきれないくらい、nethさんには大きな大きな感謝の気持ちを抱いています。

ここからはnethさんにまつわる思い出話を。このファンレターの最後のお話になります。とはいってもまだまだ長いのでゆっくりお楽しみください。

私がnethさんに初めて直接お会いしたのは2022年4月のFAVのイベントでのことでした。まだ自分ではそこまでnethさんという人にのめり込んでいる自覚はなかったのですが、イベントにnethさんが出演することがわりと直近に発表されて、その発表を見てからすぐに今まで足を運んだことのない隣県の都市まで足を運ぶことを決めたことを思うと、もうそのころからnethさんのことを相当好きだったんだと思います。
イベントでVALORANTを真剣に楽しくプレイするnethさんのことをガラス越しにこの目で見て、そのゲームをプレイする眼差しのかっこよさにますますnethさんのことが好きになりました。そして交流会ではサインとお写真をありがとうございました。大好きな憧れの人が目の前にいることに気が動転して「応援しています」の一言も、「ありがとうございました」のお礼も言えない失礼な人間ですみませんでした。あと、長い時間寒空の下にいたのに、それを感じさせない丁寧さで対応してくださりありがとうございました。サインもお写真も大事に大事にしています。ファンレターを生まれて初めて書いたのはこの時でした。おいしそうなケーキが印刷された便箋ぎゅうぎゅうに思いの丈をしたためたことを今でも覚えています。

次にお会いしたのは2022年春のRAGEでのことでした。CRのブースに並んで、あまりの行列の長さにお話ししたり、交流したりすることは叶わなかったけれど、何にも悪くないのにわざわざブースから顔をのぞかせてMeiyさんとpopogachiさんを引き連れて対応しきれなかった列に並ぶ方々に直接謝ってくださったり、そのあと運営さんに強く要望してゲリラでブースに戻ってきてくださったりと心を尽くしてくださってありがとうございました。光り輝くステージに立つnethさんの姿、とびきりかっこよかったです。2度目のお手紙を渡したのはこの時でしたね。FAVのイベントから期間が開かない中でのお手紙だったので、今回は何を書こうかとあれこれ考えたのを覚えています。

その次はさいたまスーパーアリーナでの準決勝。先程語ったので詳しいことは省略しますが、国内最大級の大きさを誇る会場での初めてのオフライン観戦に心を躍らせました。結果は悔しい順位でしたが、オフライン観戦の楽しさや応援することの意味を知ったとても貴重な経験でした。

その次は立川でのイベント。今までよりも小さな箱(それでも十分大きいですが)でのイベントであったこともあり、表情や動きがよく拝見できて楽しかった覚えがあります。あと、nethさんとLazさんが一緒にチームを組んで勝てていたことがすごく嬉しかったなと思い出しました。ボードを見つけて優しい笑みと共に手を振っていらっしゃった姿が心に残っています。

その次はRiot Gamas One。体調が悪くなってしまって途中で退席したため、ヌチョパノグネの皆さんと戦うnethさんのプロゲーマーとしての威厳を見せつけた素晴らしい試合を生で見ることができなかったのが心残りです。3度目のお手紙はこの時でしたね。クリスマスカードを同封したのを覚えています。

その次は大阪でのオフライン決勝。ここも先程語ったので詳しいことは省略しますが、忘れられない心に残る試合でした。応援しかできない無力感に苛まれながら、帰り際にとぼとぼ歩いているときに見た夕日が泣きたくなるほど美しくて心に沁みたのを覚えています。

その次はSCARZのパブリックビューイング。配信されない現地ならではのトークをたくさん拝聴することができて、nethさんと一緒にSCARZを応援できてとても楽しい二日間でした。善悪菌さんと楽しそうにしているnethさんの姿が微笑ましかったです。4度目のお手紙を渡したのはこの時ですね。ここから毎月のようにお手紙を書いていました。

その次はRAGE SUPER MATCH。茹だるような暑さの中、会場に足を運びました。プロゲーマーとストリーマー混合というRAGE VALORANTの中で初めての試みながら、試合はどれも見ごたえがあって、イベントらしく終始楽しい雰囲気でした。選手が観客の真横を通るという初めての体験にびっくりして固まったのを覚えています。黄色の法被、よくお似合いでした。短い休憩時間の中で、ファンの声に応えてファンサービスをできるだけしようとステージを降りて端から端まで歩いてくださりありがとうございました。ファンサービスをするためにスタッフさんにかけあってくださった真摯な態度と優しさに胸が温かくなりました。

その次は2023年秋のRAGE。まさかCRがブースを出すとは思わず仰天しました。お忙しい中でもステッカーを両手で丁寧に渡してくださったこと、忘れません。この時ようやく1年半越しにnethさんに面と向かって「応援しています」と伝えられたことが涙が出るほど嬉しかったです。なるべくブースに顔を出してくださり、エクストラステージにも出演し、メインステージでも活躍してと両日大忙しの中本当にありがとうございました。5度目のお手紙を渡したのはこの時ですね。まだお手元に届いていないということですが、RAGE SUPER MATCHの時に書いた分と、この時の分の2回分入っているので、読んでくださるときにご負担をかけるかもしれません。毎回長文ですみません。直接お会いすると言いたかったことが全部飛んで何も言えなくなってしまうので、せめてお手紙では感謝の気持ちを語らせてください……。

最後に東京ゲームショウでのMeet&Greet。直接お会いしてお話しするのはこれが3度目でしたが、何度体験しても慣れなくて「応援しています!」の一点張りで大変申し訳ありませんでした……。こんな人間にもadeさんと2人で優しく接してくださって、頭が真っ白で完全にカードの存在を忘れて立ち去ろうとしていた私に、優しく声をかけてカードを手渡ししてくださりありがとうございました。次にお会いできる機会があれば、「応援しています」以外のことが言えるように会話のデッキを作っていきます。6度目のお手紙を渡したのはこの時ですね。もう6通もnethさんにお手紙を書いているのだと思うと流れた年月を感じてしんみりしました。いつもお手紙を読んでくださってありがとうございます。

今回のファンレターはここで終わりです。ここまで読んでくださり誠にありがとうございました!10000日記念日に10000文字のファンレターを書くという無謀で自己満足の企画から生まれた産物ですが、少しでも心に残るものがあったなら嬉しいです。これまでも、これからもずっと全力で応援しています。nethさんの歩む道に幸多からんことを。

BOCTOK

あとがき

ここまで読んでくださりありがとうございました!このnoteから少しでもお祝いの気持ちが伝わったなら嬉しいです。そしてnethさん、10000日記念日おめでとうございます!これからも末永くnethさんのことを応援させてください。nethさんの一ファンから愛を込めて。


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