A6の小説同人誌冊子を作ったお話
まえがき
Twitterでフォロワーさんとグッズ交換する機会があり、私が現在連載している花言葉シリーズをそのフォロワーさんは楽しみにしてくださっているので、どうせなら本の形にしてしまおうかと思い、またいつものトンデモ行動力で一日ですべての原稿を完成させ、入稿しました。
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初めのうちは簡単に入稿できるだろうと思っていたものの初めて作った同人誌が小説文庫同人誌だったため、冊子の作り方はいまいちわからず……。どこに頼めばいいのかもわからなかったので、今回は悩んだ軌跡を書き残しておこうかなと思います。
印刷所選び
まず印刷所選びが難航しました。前回は明確に文庫小説同人誌が作りたくてやりたい装丁も決まっていたので印刷所に迷うことはなかったのですが、今回は冊子。冊子というとパンフレットのようなイメージがあり、それと小説がうまく結びつかず、加えてどこの印刷所にも多くあるプランなのでどこに頼んでいいのかわかりませんでした。
とりあえずある程度イメージがわかないとどうしようもないと思い、構想を練りました。その中で条件として出たのが
・使いたいテンプレートがA6サイズなのでA6
・表紙にはミランダスノーホワイトを使いたい
・できるだけ安く作りたい
の三つの条件が上がりました。そこで最終的にお願いしたのがおたクラブさん。
何と言ってもとにかく安い。ミランダ紙がこの価格で使えるところは少ないんじゃないかなと思います。そして以前グッズを作成する際にサービスを使ったことがあるのでその点も安心。何とか印刷所が決まりました。
他に前回お世話になったオレンジ工房さんは季節限定のセットが豊富で自分の作りたい同人誌のイメージに合ったものがあったらぜひ利用したいと思ったし、特殊紙が豊富なHOPE21さんのポケットセットもいいなと思いました。
原稿作成
基本的には下記のnoteと同じ作り方をしています。
冊子だから特に作り方が変わるということはなく、wordで原稿を作成して、FireAlpacaで表紙を作ってという感じです。
今回は原稿が12000字ほどだったので見送りましたが、もっと字数が少ない方はこちらのnoteも参考になると思います。
完成
完成品はこんな感じです。表紙にはミランダスノーホワイトを使用し、きらきらな質感に。A6(文庫サイズ)34pの持ち運びやすく読みやすいサイズです。
boothの方で販売しておりますので、よろしければお買い求めください。
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