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子供の発想ってほんとにおもしろい-スマホの10年後

U.T.Partnerでは子供スクール(仮)を開催しているのですが、子供たちを相手に話をしていると、思いもかけない反応が返ってきてめっちゃ面白い。

10年後は予測不可能

ご存知の方も多いと思いますが、初代iPhoneが発表されたのが2007年。
今では誰もが当たり前のようにスマートフォンを使っていますが、当時ほとんどの人が「携帯電話」と言われて思い浮かべたのはこれでした。

10年前、ほとんどの人は「スマートフォンを当たり前に使う時代」が来るなんて想像できなかったことでしょう。

ということは、10年後の私たちが当たり前のように使っている「何か」は、今の私たちにしてみたら想像もつかないものである確率が非常に高いわけです。昨今のテクノロジーの進歩スピードを考えたら、5年後ですらどうなっているやら。

というわけで、子供スクール(仮)ではよく子供たちに聞いています。

「この10年間で、携帯電話はスマートフォンに変わりました。
 じゃあさらに10年後、スマートフォンはどうなっていると思いますか?」

子供たちの反応

「紙みたいに薄くなって、折りたためるようになってる」
「腕時計みたいになってる」
「AIになっている」

一番多いのがこのあたりの答えで、スマートフォンの概念を残したまま、ハードウェア、ソフトウェアが進化しているという発想。

「脳みそに埋め込まれている」

割とこう答える子もいて、少し前までなら突飛な発想だったんですが、遠からず現実になりそうで、テクノロジーの進歩ってほんとにすごい。

ベストアンサー

そんな色々ある中で、個人的なベストアンサーがこちら。

「壊れてる」

この問いかけをする時は、スクリーンにスマートフォンの写真を写していたのですよね。そして厳密には

「このスマートフォン。10年後にはどうなっていると思いますか?」

という聞き方をしていたのです。
このスマートフォンについて聞いているのだから

「壊れてる」

は何も間違っちゃいない。

むしろ、こういう発想ができる子、それを口にできる子こそを大事にしていきたいなあと、決意を新たにしたのでした。

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