帰りの交通手段に鈍行をご用意するのはどういうことなのか
お盆でご先祖様に乗りものを用意する「精霊馬」ってあるじゃないですか。
現世にやってくる時は「早く着いてほしい」という意味を込めて馬(きゅうり)を、あの世に帰る時は「なるべくゆっくり帰ってほしい」という意味を込めて牛(なす)を用意する、というのはよく知られている話ですが。
よくよく考えてみたら
なるべくゆっくり帰ってほしいって、どういうことなんだろうって。
「早くこちらに着いてほしいので、行きは新幹線をご用意しました」
これは分かる。でも
「なるべくゆっくり帰ってほしいので、帰りは鈍行乗り継ぎでどうぞ」
って、移動キツイだけじゃん?
しかも移動時間が長くなってしまうので、逆にこちらに滞在できる時間が短くなってしまうのではありますまいか。
東京から名古屋に帰ってくる時は、新幹線だと最終が22時、深夜バスなら24時なので、鈍行の方が長居できるのは間違いないんですが。
ぼーっとしていたらそんな疑問が浮かんだお盆休みでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 小難しい話からアホな話まで、気の向くままに書いてます。 「スキ」を押すと、これまでの記事のエッセンスやどうでもいいネタがランダムで表示されます。