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誰かを批判したくなったら思い出してほしいこと

「もめ事が起きた時に、安易に第三者が介入するな」

小学生の頃に先生から教わった警句です。

どういう状況で発せられたものかも覚えていませんが、おそらく同級生同士でケンカをしているところに別の誰かが口を挟んで話がこじれた、みたいなことがあったのだと思います。

私自身が叱られたのか、誰かが叱られていたのを見たのか。

いずれにせよ、子供心によほど印象的だったのでしょう。
教えだけは今でも記憶に焼き付いています。

改めて周りを見てみると

いわゆる炎上案件って、まさにこういう状況じゃないかって思うんですよね。

「誰かが何らかの不利益を被った」

という報せに対して、第三者からの批判が殺到する。
それって、当事者たちが置かれた状況を、ちゃんと理解した上での批判なのでしょうか。

得てして第三者からの批判は、入手しうる限定的な情報に基づいたものであり、的を外れたものになりかねません。
要するに私が小学生の頃に体験した、事情を知らない第三者が口を挟むことによって話がこじた事例です。

もちろん、炎上することで世間の注目が集まり、それによって事態が好転するケースもあると思います。

しかし「当事者同士で話し合えば済んだのに、話が大事になったせいでこじれてしまった」なんて可能性も同じくらい考えうるわけで

「もめ事が起きた時に、安易に第三者が介入するな」

という警句。
これは常に頭の片隅に置いておいた方が良いのではないかと思う次第です。

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