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学力は同じでも志望校合格率に10%の差が生まれる理由

進学塾の先生に聞いた話なのですが、同じ偏差値50でも

A集団「偏差値60の学校が第一志望」
B集団「偏差値50の学校が第一志望」

という二つの集団が偏差値50(つまり実力相応)の学校に合格した割合を見たところ、A集団の方が10%くらい高かったのだそうです。

届かない目標を追い続けると、常に全力疾走せざるを得ない。
分相応の目標だと、どうしても緩みが出る。
その辺りが合格率の差に表れているということでしょうか。

そういえば毛利元就も

まだ安芸国(現在の広島県)の一部しか支配していなかった頃、部下とこんな会話をしたといいます。

「元就様、ご命令通り神社に参拝して参りました」
「ご苦労。で、何を祈念してきたのだ?」
「元就様が安芸国を統一できますように、と」
「なぜ天下統一を祈念しなかったのだ?」
「そんな実現不可能ことを言っても仕方ないでしょう。行けて中国地方統一くらいじゃないですか」
「そうではない。天下統一を目指して頑張って、ようやく中国地方統一ができる。中国地方統一を目指したら、せいぜい安芸一国くらいしか手に入らない。望みはでっかく持った方が良いのだ」

で、実際に中国地方を統一しました。有言実行。

目標は高すぎるくらいがちょうどいい

オーバーエクステンションとかストレッチ目標とかいろんな表現がありますが、つまり簡単に達成できてしまう目標では、あまり意味がない。

かなり頑張らないといけないと達成できない目標を立てることで、成長が期待できるのだというお話でした。

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