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ただの日記

こんなことになるとは思っていなかったが、このたび入院という事態になってしまった。ずっと調子が悪いとかかりつけのクリニックに訴えていて、ある大学病院を紹介してもらったのだが、こんな大事になるとは。

大学病院では初診で検査を受けて2週間後に結果を聞きに行ったら、「はい、今日入院!」と言われた。いったん家にも帰れないし常識的に考えたってそんなん無理と言ったら、じゃあ画像と紹介状あげるから別んとこ行ってと言われた。コロナのこともあって病室の制限もあるようだけど、2週間もほっといたのに今日!? という感じではある。
別のところといえば、以前長期で入院した大学病院に行ったほうが話が早いかとも思ったが、そこもわりに近いんだがさらに近さを優先させて家から徒歩5分の総合病院に行くことにした。以前、健康診断の再検査に来たことがあったので、診察券も持っている。

人間は自分に都合のいい結果を求める傾向があると思う。たとえば、お酒などの嗜好品ををやめられないひとが、お酒が体に悪いという証拠より、多少のお酒は体にいいという説を探してググってしまうような。
そんな感じで、病院変えたら入院は避けられるんじゃないかと一縷の望みをもって行ったが、ここでもまさかの「はい、今日入院!」だった。
そういうときに限って仕事が忙しくて、せめて来週……と言ったら、「だーめ、明日には入院!」と言われてしまった。

大急ぎで家に帰る途中でペットシッターさんを手配し快諾していただく。会社から病室で仕事は禁止と言われたので、担当業務は自分がやるところまでを区切って残りは引き継ぎ。同僚の皆さんありがとうございます。
仕事の合間に買い物に行っておパンツを大量に買う(無印良品でおパンツを10枚買ったのはわたしです)。おパンツ大事、おパンツさえあればなんとかなる。パジャマ、タオルはレンタルするし、病院の売店にはなんでも揃ってるはず。スマホの充電器だけは忘れずに。

てな感じで仕事を片付け家の掃除をしたりして、前夜わりと遅くまでバタバタしてしまった。旅行のときもいつも家をきれいにしていかないと気がすまず、夜遅くまで動いてしまう。だから旅先で体調崩すことが近年は多かったのかも。普段もまあまあ掃除してるんだからそういうところ割り切らないといけないと思うけどなかなかできない。

ということで、本日3月13日(日)は入院4日め。入院前日から食べてないし、外来に行ったときに水も飲むなと言われてたので(飲んだけど)、もう5日も絶飲食で、常に腹が減っている状態である。
やめときゃいいのに、院内に貼られてるお献立表を眺めては、うまそ〜、これいつ食べられるんだろうとよだれを流し、Twitterなどではもう食べ物(とネコチャン)の写真にしかいいねしてないかもしれない。

だいぶ前にも同じ病気で2回ほど入院したことがあったけど、今回はちょっと前回とは様子が違うと自分自身も思っているし、医師もちょっと懸念事項があるとのことで、もしかしたら違う経過をたどるかもしれない。パソコンのパスワードは外しておこうかなとか気の早いことを考えてしまった。今すぐ症状が急変するわけではなさそうなので、パスワードを外すのは懸念事項が確定してからでいいやと思った。

今日は痛みもないからだいぶ元気で、しゃきしゃき歩けるし、ほんと痛みって体もメンタルも左右するなーと思った。
昔の入院に比べたら快適である。病室にWi-Fi飛んでるから映画を観たりできるし。ネット→読書→映画→昼寝のループではあるんだけど。

病棟は小児科と同じフロアで、コロナの影響で家族と面会ができないのに、お子たちはみんなおとなしく絵本読んでたりしていて、おばさんも見習って文句言わずにおとなしく治療に励もうと思うよ。

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