「あこがれ」が生きるゴールを描き出す

GWでしたね。
私もそれなりに時間もあったので、自分の人生かけたゴールって一体何なんだろう、と思いをはせてみました。ですが、壮大なゴールを描くったって、一朝一夕に描けるもんじゃぁありません。

無理して「世界平和」ったって歯が浮くだろうし、がんばって「1億稼ぐ」なんて言うても単なる独りよがりでどこにも他者目線がない。
そんな夢じゃ実現もおぼつかない。

こんな悩みを抱えるのは私だけじゃないようです。同様のお悩みをよく耳にします。
考えると、ほぼ多くの日本人は集団の中できっちり動くことをトレーニングされてるでしょうし、小さな頃から、青い夢を描くくらいなら、目の前の仕事の効率に目を向けることを褒められたことでしょう。

そんな人に、いきなり「夢」だとか「壮大なゴール」ったってどだい無理な話なんだと思うのです。
かくいう私も、そんなもん描く前に、目の前の仕事に必死な側面がありますから、時々先輩やコーチとの対話をもってはじめて、「そうだ俺はこういうことがやりたかったんだ」って思い出す必要があります。

そんな、心に蓋をしてしまったオトナのための方法の一つは「あこがれ」を大切にすること。

 小さい頃に憧れた人。
 幼い頃に憧れた世界。

そんなところに、自分の心に火がつく源泉があることが多いといいます。

なるほど、そんな話を聞いたとき、憧れに生きることの重要さを執行草舟氏も書著の中で熱くかたっておられたのを、熱い思いで読んだことを思い出しました。

 「憧れ」の思想
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きっと「あこがれ」というターゲットに向かいはじめたとき、「わたし」というプロフィールに花が咲くのでしょう。

 もし、人が本気で大きな夢に目覚めたら。
 うわごとではなく、地に足ついた行動と夢が紐付いたら。

きっとそのときに行動が変わり、世界を変える一歩となるんじゃないか。
こんな風に大きな夢やゴールを描くことを、世の全ての人に求めるのも(今のところ)なんか違う気がする。でかいことより地味なことを愛する生き方もいいだろう。
でもいま、何かを継いでゆこうとされる方にとってなら、とても大切なありように思うのですがどうでしょうね。

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