何につけても調べてからやろう


短歌のクラスタにいたとき、当然ちゃ当然だけど何らかのRT(当時)が回ってくる。その中に、枕詞を用いたものがあって、枕詞はまあ難しい(使いようが)から、トライアルは認めるが、それが

  白妙のランチパック

見間違いではない。もう一度書こうか。

  白妙のランチパック

(白妙の……衣、雲、およそ白いものにかかる枕詞)

白いものだけどランチパックはねえだろ。
と内心大谷選手のストレートくらいの速度でツッコミを入れてた。
他にも、有名な枕詞「ぬばたま」(の)(黒、闇、夜「にかかる」枕詞)をそのままイコール黒の意として誤用している例などもあって、しかもそれが某有名短歌会の今月の短歌に直しもされず載っていたので、呆れた。

ことばは調べてから使え。わからんのだったら尚更。

ことばに限らず、絵についても
絵描きクラスタにいたとき、

ジッポを逆に持ってる

絵を上げてる方がいて、そりゃいかん、いかんぞと資料画像を慌てて流したのだけどほんと分からなかったら調べてから描けよと思います。

まあことばに戻りますけど、
ただの詩を五本に折って「五行歌 短歌 自由律」ってタグ付けだした詩人の方がいて、五行歌はいざ知らず短歌は明らかにことばが多すぎるんですけどと思って自由律短歌について調べ直したら、「26(8?)〜36文字でつづるもの」と自由律短歌の方がおっしゃっていて、くだんのを見返したら思いがあふれ過ぎだよあんたって言う。
決まりごとのあるところに踏み込むときは調べてからやってほしい。

なんにつけ、「これわからんな」「これは自分の埒外だな」と思ったら迷わず調べろ。調べてからやれ。



シキウタヨシ

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