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設計カンファレンス extends OOC を開催しました

私は2023年卒の株式会社ゆめみでサーバーサイドエンジニアとして働いています。
「設計カンファレンス extends OOC」を開催したので色々書きます。

感想

connpass にスライドをアップしてくださっている方の発表についての感想を書きます。

アプリのリニューアル時にDomainModelを削除した話

必要な時だけDomainModelを導入するようにしたことで、開発速度が向上したと言うお話でした。
ロジックが複雑な機能ではDomainModelを導入し、アプリケーション層を作るようにしたことで、プレゼンテーション層が肥大化することを防げたそうです。

「DomainModelを削除した」ことで開発速度が向上しつつ、一度DomainModelを導入したことで、必要な時はDomainModelを導入するようにできた話は勉強になりました。

デザインパターンを掘り下げよう ~Singleton Pattern 編~

Singleton Patternについて調べるきっかけになったのでお話しを聴けてよかったです。

今の私にはSingleton Patternについて言及するのは難しいので、以下の言葉を忘れずに生きていこうと思います。

シングルトンへの直接のアクセスは、あらかじめ定めておいたごく少数の箇所からのみ行うようにします。そして他のコードからは、インタフェースを通じてアクセスするのです。他のコードは、そのインタフェースを実装するのがシングルトンなのか、あるいは他の種類のクラスなのか、ということには関知しません。つまりシングルトンに依存しないのです。それにより、ユニットテストの妨げとなる依存関係も生じずに済み、保守性も向上します。

https://xn--97-273ae6a4irb6e2hsoiozc2g4b8082p.com/エッセイ/シングルトンパターンの誘惑に負けない/

X のリプライで登壇のお願いをしたところ登壇枠で申し込んでくださいました。発表していただきありがとうございました。

チームでDDDを実践するためのことはじめ

個人でDDDを学ぶのであれば本を読むだけではなく、DBスペシャリストの過去問を見てドメインモデリングをするのがオススメと言うお話しがあり面白かったです。
仕様書を読み込み、ドメインモデルについて考え、実装まで落とし込む練習をすることで、個人でもDDDについて手を動かして学べそうだと思いました。

他にもJavaScriptの歴史やAIのコードレビューの話などたくさんのお話を聞くことができてよかったです!

この勉強会をしたかったきっかけ

ここから下は私の感想文です。当日の発表についての感想は終わりです。

Object-Oriented Conference 2024 (OOC)に弊社がスポンサーをしていたので、アフターイベントを立てるしかないと思ったのがきっかけです。

また、OOC にスポンサーしているのに社内の話題にOOCが上がってこないのが残念だったので、勉強会を立てて社内から発表してくださる方を募集し、その発表を見に社内からアフターイベントに参加する方がいたら嬉しいなと思い企画しました。あわよくば、OOC本編に社内から参加する方がいたらいいなと思っていました。

OOC当日は「オブジェクトでつながるUXとシステム設計」の共同登壇であり私の同期のどぎー さんやなかがわはじめ さんともお話しできてよかったです。

偶然ですが、社内でこの勉強会を実況するスレがSlack内で発生していてよかったです。フロントエンドのエンジニアの方々がワイワイ実況している様子を見て楽しそうだなと司会をしながら思っていました。

2023年末

この頃にOOCのアフターイベントできないか社内で相談し、エンジニアの方々のお力をお借りして、他のスポンサー企業の方と繋いでいただきました。
最初のMTGを行って実施できそうな雰囲気でしたが、参加者や登壇者が集まるか不安でした。その後、NakMe さんとはPHPカンファレンス関西で初めてオフラインでお話しすることができ、不安が少し払拭されました。

2024年2月

イベント概要などを詰めてイベントページを公開しました。公開時は登壇者がなかなか集まらず、視聴枠も増えず困っていましたが、Kyosuke 🐳 さんのXでの告知などのおかげで登壇者や視聴者も増えていきました。

当日

だいぶ不安でしたが、無事に終わることができよかったです。そして、イベントを通して皆さんの発表を聞くことができとても楽しかったです。


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