見出し画像

ピボット

Pubcareはアプリ開発から始まり、
Pubcare proとPubcare onlineがリリースされました。
当初はクリニックへのアプローチを考えていたのですが、
実は病院からの問い合わせが多くアプローチというより
問い合わせ対応に追われています。
今日もスタッフが2名東京に出張です。
2病院へプレゼンテーションを行います。
病院には様々なpainがあることがわかりました。
1. 人件費の高騰
2.医師の働き方改革の問題(1.に含まれるか部分とそうでない問題)
3. 物価の高騰
4.建築費の高騰
改めて言うまでもなく、
医療は労働集約型産業です病院ともなると相当数の従業員が居ます。
施設基準というものがあり、
資格職は病院の規模によってある程度制約があります。
当院でも医師が10名、看護師が10名弱、事務職やその他の職種を入れると
医療原価では人件費が占める割合が最も多くなります。
医療機器等の設備導入や更新費用も高額になり、
諸々の医療物品も高騰しています。
病院の建物も建て替えに備え積み立てをしていることが多いのですが、
昨今の建築費の上昇は10年で1.5倍と言われており
建て替えが難しくなっています。
病院は基本的に売り上げを向上させることは困難です。
つまり売上収益率は基本的に低下する傾向です。
間接的経費として採用募集費なども多額になることがあるうえ、
昨今の人手不足で思うように採用が進まないなども経営問題もあります。
国内の病院の7割は実質的に赤字と言われています。
医療提供体制の維持には経営改善や改革が必要ですが、
医療現場は複雑なため一般の経営改善や経営支援の手法はとれません。
医療Dxは直接的に業務改善でコストを減少させることができます。
新型コロナウイルス感染症の拡大は当初病院経営に大打撃を与え、
その後はコロナへの対応の仕方で大きく病院経営の明暗を分けました。
現在では資材管理などのデータ化などにより、
経営効率化を目指したりするシステムが普及しているようですが、
これからさらに厳しさを増す病院経営を取り巻く環境は、
人的リソースのの最大化が最も重要となってきます。
資材より患者データ管理が、
より生産性に大きな影響を与えるのは間違えがありません。
実際に我々に病院から問い合わせが来るのは業務効率化についての話です。
医療従事者は採用コストも大きく、
当院でも試算しましたが、看護師の離職コストは200万になります。
当院でも年収1800万の医師を確保すれば当然、
採用募集費は直接コストだけで500万円ほどかかります。
業務改善で少ない人員で確実に効率的な運営ができるのは、
自院でも証明されています。
タスクシフトやシェアで、
ドクターが本来の業務に専念することができる環境が整えば働く環境も整い
離職率なども低減できる可能性があります。
医療機関の悩みは金銭的なものを除くと人のマネジメントに尽きます。
開発チームが医療機関のDxの困ったニーズを聞くといかに医療現場が、
旧態歴然としているかに驚きます。
我々はその絡みついた糸を少しずつほどくように丁寧に改善していきます。
なかなか医療Dxは闇が深いと思っています。
そしてペインは思ったより似ています。
開発の案件はやはり現場にあるなと感じます。

一般ユーザー向けサービスサイト

医療従事者用サービスサイト

corporate website

Connexion by Pubcare

現在以下の職種を募集中です
人事
総務
CS(カスタマーサポート)
webデザイナー
webマーケター

United Vision & Company

UVC CEO MD. PhD. SOICHI MURAOKA

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?